問9 画面の記憶を主記憶に置く

応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問9。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問9

画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。

  1. ア主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
  2. イ主記憶の一部を表示領域として使用する。
  3. ウシリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
  4. エ表示リフレッシュが不要である。
答えと解説を開く

正解はイです。

フレームバッファは、画面に表示する 1 画面分の絵のデータを置いておく記憶の場所です。ユニファイドメモリ方式 (共有メモリ方式) では、これを専用の部品として持たず、CPU が使う主記憶の一部を表示用に割り当てて使います。部品が減って安く小さく作れる反面、CPU と表示の処理が同じ主記憶を取り合います。この特徴を述べたイが正解です。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア主記憶とは別に専用のフレームバッファ (ビデオメモリ) を持つのは、ユニファイドメモリ方式とは反対の、専用メモリ方式です。
  • ウ描画の命令を送って相手の装置に描かせるのは、表示装置の側に描画の機能がある場合の話で、フレームバッファをどこに置くかの方式とは関係ありません。
  • エ画面は、フレームバッファの中身をくり返し読み出して表示し直す必要があります。ユニファイドメモリ方式でもリフレッシュは必要です。

仕組み

画面は 1 秒に何十回も書き直されていて、そのたびにフレームバッファの中身が読み出されます。だからフレームバッファには、読み出しの速さ (帯域) が求められます。

ノートパソコンやスマートフォンの多くは、CPU と GPU が同じ主記憶を共有する作りです。データを写す手間が省ける利点がある一方、主記憶の帯域を分け合うことになります。

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