情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 秋期 午前II、全25問のうちの問6。

出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問6

Smurf 攻撃はどれか。

  1. アICMP エコー要求パケットの送信元 IP アドレスに攻撃対象の IP アドレスを設定し,宛先にブロードキャストアドレスを設定して送信することによって攻撃対象を利用不能にさせる。
  2. イ送信元 IP アドレスに偽の IP アドレスを設定し,かつ,攻撃対象の受信可能範囲を超える大きなパケットを送信して攻撃対象を停止させる。
  3. ウ送信元 IP アドレスに偽の IP アドレスを設定した大量の SYN パケットを送信し,攻撃対象からの SYN-⁠ACK パケットに対して SYN-⁠ACK の応答を送信しないことによって攻撃対象のリソースを枯渇させる。
  4. エボットネットを使って多数の端末から攻撃対象のメールサーバに大量のなりすましメールを送信し,攻撃対象のメールサーバを停止させる。
答えと解説を開く

正解はアです。

Smurf 攻撃は、ICMP のエコー要求 (ping) の送信元を標的の IP アドレスに偽り、宛先をネットワークのブロードキャストアドレスにして送る攻撃です。そのネットワークの機器が一斉に標的へエコー応答を返すので、標的は大量の応答で使えなくなります。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イ受け取れる大きさを超えるパケットを送って止めるのは、Ping of Death などの手口です。
  • ウ送信元を偽った SYN を大量に送り、接続の手順を終わらせずにサーバの資源を使い切らせるのは、SYN フラッド攻撃です。
  • エ多くの端末から大量のメールを送りつけてメールサーバを止めるのは、メールによる DoS 攻撃 (メール爆弾) です。

仕組み

1 通の要求がネットワークの台数分の応答になるので、少ない送信で大きな攻撃になります。応答を第三者から標的へ向けさせる、反射の手口の一つです。

対策として、ルータで外から来たブロードキャスト宛ての通信を通さない設定にし、機器はブロードキャスト宛ての ping に答えないようにします。今の機器では、これが初めからの設定になっていることが多くなりました。

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