問3 MITRE ATT&CK とは

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 秋期 午前II、全25問のうちの問3。

出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問3

様々なサイバー攻撃手法を分類したナレッジベースはどれか。

  1. アCVSS
  2. イMITRE ATT&CK
  3. ウSTIX/TAXII
  4. エサイバーキルチェーン
答えと解説を開く

正解はイです。

MITRE ATT&CK は、実際の攻撃で観測された攻撃者の戦術 (何のために) と技術 (どうやって) を整理して公開している知識ベースです。初期アクセス、実行、永続化、権限昇格などの段階ごとに、具体的な手口が並んでいます。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アCVSS は、脆弱性の深刻さを点数で表す評価の仕組みです。攻撃の手法を分類した物ではありません。
  • ウSTIX は脅威の情報を書き表す形式、TAXII はその情報をやり取りする手順です。知識ベースそのものではありません。
  • エサイバーキルチェーンは、攻撃の流れを偵察から目的の実行までの 7 つの段階に分けたモデルです。個々の手法を集めて分類した知識ベースではありません。

仕組み

ATT&CK は、守る側の地図として使われます。自分たちの検知の仕組みが、どの手口なら気づけて、どの手口を見落とすかを、表の上で塗り分けて確かめられます。

攻撃役が守りを試す演習 (レッドチーム) でも、ATT&CK の手口を順に再現して、検知と対応が働くかを確かめます。