問20 光ファイバの分岐装置

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 秋期 午前II、全25問のうちの問20。

出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問20

ネットワーク機器間の光ファイバを使った通信を分岐させてネットワーク上のトラフィックを取り出し,セキュリティ装置で監視したい。ネットワークから信号を光学的に分岐させて取り出す装置はどれか。

  1. アネットワークタップ
  2. イ波長分割多重装置
  3. ウルータ
  4. エレイヤー2 スイッチ
答えと解説を開く

正解はアです。

ネットワークタップは、通信の線の途中に入れて、流れている信号を写し取り、監視の装置へ渡す機器です。光ファイバ用のタップは、光の一部を光学的に分けて監視側へ送るので、元の通信を邪魔せずに中身を取り出せます。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イ波長分割多重装置 (WDM) は、波長の違う光を 1 本の光ファイバに重ねて、たくさんの通信をまとめて送る装置です。監視のために取り出す物ではありません。
  • ウルータは、宛先を見て経路を選び、パケットを転送する機器です。信号を光学的に分けて取り出す物ではありません。
  • エレイヤー2 スイッチはミラーポートで通信の写しを出せますが、受け取ったフレームを電気的に複製して出す物で、光学的に分ける装置ではありません。

仕組み

電源の要らない受け身の光タップなら、タップや監視の装置が壊れても、元の通信は流れ続けます。監視のために本番の通信を止める心配が小さいのが強みです。

スイッチのミラーポートは手軽ですが、通信が混むと写しを落とすことがあり、スイッチの設定を変えられると監視が外れます。確実に全部を見たい所にはタップを使います。