問8 シングルサインオンの方式

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 秋期 午前II、全25問のうちの問8。

出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問8

シングルサインオン(SSO)に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1. アSAML 方式では,URL 形式の 1 人一つの利用者 ID を IdP(Identity Provider)で自動生成することによって,インターネット上の複数の Web サイトにおける SSO を実現する。
  2. イエージェント方式では,クライアント PC に導入したエージェントが SSO の対象システムのログイン画面を監視し,ログイン画面が表示されたら認証情報を代行入力する。
  3. ウ代理認証方式では,SSO の対象サーバに SSO のモジュールを組み込む必要があり,システムの改修が必要となる。
  4. エリバースプロキシ方式では,SSO を利用する全てのトラフィックがリバースプロキシサーバに集中する。
答えと解説を開く

正解はエです。

リバースプロキシ方式では、利用者と各サーバの間にリバースプロキシを置き、すべてのアクセスをそこで受けて認証してから、後ろのサーバへ渡します。だから、SSO を使う全ての通信がリバースプロキシに集まります。正解はエです。各サーバを直さずに済む一方で、リバースプロキシが混んだり止まったりすると、全体に響きます。

ほかの選択肢が違う理由

  • アSAML 方式は、IdP が認証して、その結果 (アサーション) を SP に渡す方式です。URL の形の利用者 ID を作って使う方式ではありません。
  • イクライアント PC でログイン画面を見張り、代わりに ID とパスワードを入れるのは、代理認証方式です。エージェント方式は、各 Web サーバにエージェントを入れる方式です。
  • ウ対象のサーバにモジュールを組み込み、改修が要るのはエージェント方式です。代理認証方式は、対象のシステムを直さずに使えるのが特徴です。

仕組み

SSO の方式は、どこを直すかと、どこに通信が集まるかで見分けます。エージェント方式は各サーバを直し、リバースプロキシ方式は直さない代わりに通信を 1 か所に集めます。

代理認証方式は、手元の PC が代わりに入力するので、古いシステムにも使えます。ただし、各システムの ID とパスワードを PC の側で預かることになります。SAML 方式は、組織をまたいだクラウドのサービスでよく使われます。

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