後輩を育てるとき、何を意識していますか

答えを渡すより調べ方や考え方を教え、レビューでは理由を添えて指摘し、良い所も言う、と答える問い。教えた相手と、変わったことを数字 1 つで話せると伝わります。

答えてみる

面接官に「後輩を育てるとき、何を意識していますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で答えます。

声に出して答えた人は「書かずに答えを見る」で開けます。

解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「後輩や新しく入った人を育てるとき、何を意識していますか」
  • 「後輩から同じ質問を何度もされたら、どうしますか」
  • 「レビューで厳しい指摘をするとき、どう伝えますか」

面接官が見ている点

  • 自分が手を動かすだけでなく、チームの力を上げることに目を向けているか
  • 答えを渡すのではなく、相手が一人で解ける力を育てようとしているか
  • 指摘を、相手が受け取りやすい形で伝えられるか
  • 教えた経験を、具体的な場面と結果で話せるか

短い答え

  • 答えをそのまま渡すより、調べ方や考え方を教えることを意識しています。
  • 答えだけだと次に似た問題で同じように詰まりますが、調べ方が身につけば一人で解けるようになるからです。
  • レビューでは、直してほしい所に理由を添え、良かった所も必ず言うようにしています。

少し詳しい答え

調べ方を教える

質問されたら、すぐに答えを言わず、「エラーの文はどこを読んだか」「公式の文書のどこを見たか」を一緒にたどります。詰まっている所が分かったら、次に同じことが起きたときにどう調べればよいかを伝えます。

ただし、急ぎの障害や、本人が長く詰まって疲れているときは、先に答えを渡して進めてもらい、落ち着いてから振り返ります。

理由を添えて、良い所も言う

レビューで「ここは直してください」とだけ書くと、なぜ悪いのかが伝わらず、同じことを繰り返します。「この書き方だと、空の配列が来たときに落ちるので」のように理由を添えると、次から自分で気づけます。

良い所を言うのは、気を遣うためだけではありません。何が良かったかを知ると、相手はそれを続けられます。指摘は、人ではなくコードに向けた言葉で書きます。

話す例の用意

教えた相手 (後輩、新しく入った人) と、教えた中身と、その結果の数字を 1 つ用意します。たとえば「新しく入った人のレビューで、毎回理由を添えて返したところ、同じ指摘の数が減った」のような形です。数字は、自分で確かめた物だけを話します。

トレードオフ

調べ方から教えると、その場では時間がかかり、自分の作業も止まります。期限が近いときや、相手がまだ基本の言葉も分からない段階では、まず手本を見せる、一緒に手を動かす、のほうが早く伸びることもあります。相手の段階と状況を見て、教え方を変えます。

よくある間違い

  • すぐに答えやコードを渡すその場は早いですが、相手は同じ所で何度も詰まります
  • 理由を書かずに指摘だけする何が悪いのか分からず、同じ書き方を繰り返します
  • 悪い所だけを並べる相手が質問しにくくなり、困っていても黙るようになります

深掘りの問い

  • 「同じ質問を何度もされたら」よく聞かれることを文書にまとめ、次からはそこを見てもらう、と答えます
  • 「相手が指摘に納得しないときは」理由をもう一度示し、どちらの書き方でも困らない所なら相手に任せる、と答えます
  • 「自分より経験の長い人の書いた物をレビューするときは」 遠慮せず、分からない所は質問の形で聞く、と答えます

確認日 2026年10月24日

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