比べて選ぶ
迷ったら、1案ずつ悩まない
見出しの色を何色にするか、ボタンを角丸にするか。こういう小さな決めごとで手が止まることがあります。頭の中だけで比べても答えは出ません。並べて見比べるほうが早いのです。
AI は案を出すのが得意です。1つ作らせて悩むより、2つ作らせて見比べるほうが、決断までの時間が短くなります。
2案を同時に出させる
頼み方は次のとおりです。
プレーンテキスト
おこづかい帳のボタンの案を2つ、同じ画面に並べて出してください。
A案は角を丸めない四角いボタン、B案は角を9999px 丸めた丸いボタンにしてください。
どちらも文字は「追加」にしてください。大事なのは、同じ画面に並べることです。1つ作って、消して、また作って、では前のものを覚えていられません。横に並んでいれば一目で決まります。
2案を作るときのコツは3つあります。
- 違いを1か所だけにする。色も形も文字も違うと、何が効いているのか分からなくなります
- どちらの案かが画面で分かるようにする。A案、B案とラベルを付けさせます
- 選んだら、選ばなかったほうを消させる。並べたまま先へ進むと、そのうちどちらが本番か分からなくなります
選ぶのは自分
「どちらがいいと思いますか」と AI に聞くこともできます。答えは返ってきますが、それは平均的な好みであって、自分の好みではありません。
判断を預けてしまうと、第2章の最初に戻ってしまいます。材料は AI、決定は自分という分担を守ってください。理由は言葉にできなくてかまいません。「こっちのほうが好き」で十分です。
選んだあとの伝え方
決まったら、次の指示ははっきり書きます。
プレーンテキスト
B案を採用します。A案のボタンは削除して、B案だけ残してください。「B案がいいですね」だけで止めると、AI は感想と受け取って何もしないことがあります。採用すると消すの2つを、動作として書くのがコツです。
この回でやること
おこづかい帳の追加ボタンを、四角と丸の2案で並べて出させます。並べて比べる形を実際に作ってみましょう。
完成条件
- 2案を同じ画面に並べて出させます
- 違いは角の丸みだけにします。A案は0px、B案は9999pxです
- どちらのボタンも文字は「追加」です