つくる:思い通り化
第2章の総まとめ
この回で、自分のアプリを v2 に上げます。v1 は「とりあえず動く」段階でした。v2 は見た目と動きが、自分の指定どおりになっている段階です。
第2章で身につけた道具を並べます。
- 曖昧な言葉を、数値か具体例に置き換える
- 雰囲気は、背景色・文字色・余白・角丸の部品に分ける
- 動きは「何をしたら、何が起きるか」の形で書く
- 迷ったら2案を並べて、自分で選ぶ
この4つを1回の作業でまとめて使うのが、この回の課題です。
頼む順番を決める
まとめて使うといっても、全部を1文に詰め込むのは失敗のもとです。順番があります。
先に形、あとから動き。まず箱と部品を置いて、それから押したときの処理を足します。逆にすると、動かす相手の部品がまだ無い状態で処理を書くことになり、うまくいきません。
実際の並びは次のようになります。
プレーンテキスト
1回目 部品を置く
入力欄・追加ボタン・一覧を、白いカードの中に置いてください。
2回目 見た目を決める
カードの背景を #ffffff、角丸を12px、内側の余白を24pxにしてください。
3回目 動きを付ける
入力欄に文字を入れて追加ボタンを押すと、一覧に1行増えるようにしてください。1回ごとに画面を見て、思ったとおりか確かめてから次へ進みます。3回とも一気に送っても動くことはありますが、途中で崩れたときにどこが原因か分からなくなります。
完成の基準を先に決める
もう1つ、v2 で覚えておきたいことがあります。作り始める前に、できあがりの条件を書き出すことです。
書き出しておくと、返ってきた画面を条件と照らして検品できます。条件が無いと、いつまでも「もう少し良くしたい」が続いて終われません。今回の条件は次の3つです。
- カードの中に、入力欄と追加ボタンと一覧がある
- カードは白く、角が12px丸い
- 入力欄に文字を入れて追加を押すと、一覧に1行増える
この3つを満たしたら完成です。それ以上の磨き込みは第4章で扱います。
この回でやること
第2章の4つの道具を全部使って、おこづかい帳を v2 に仕上げます。見た目と動きの両方が、自分の指定どおりに出せるかを確かめましょう。
完成条件
- 先に部品と見た目、あとから動きの順で頼みます
- カードは背景 #ffffff、角丸12px、内側の余白24pxです
- 入力欄は amount、ボタンは add、一覧は list という名前 (id) にします
- 押したら一覧が1行増えることを、自分の目で確かめます