つくる:v1完成
往復して、形にする
この章の最後は、つくる回です。ここまでで覚えたことを全部使って、おこづかい帳の v1 を納得のいく状態まで持っていきます。
新しく覚えることはありません。使うのは次の3つだけです。
プレーンテキスト
1 画面に出るものを、番号を振って並べて頼む
2 1回の依頼で変えるのは1か所
3 返ってきた画面を、自分の目で1つずつ確かめる往復とは何をすることか
1回送って終わりではなく、送る、見る、また送るを繰り返すことを往復と言います。回数が多いことは、下手だという意味ではありません。むしろ往復が回せる人ほど、思ったものに近づけられます。
プレーンテキスト
1往復目 ボタンを1つ置いてください
置かれた。ただし押しても何も起きない
2往復目 そのボタンを押したら、リストに1行増えるようにしてください
押したら増えた1往復目で完成しなかったことを、失敗だと思わないでください。まず置く、次に動かす。これは順番として正しい進み方です。
動きを頼むときの型
今回は、はじめて動きを頼みます。押したら何かが起きる、という部分です。動きを頼むときは、次の型に当てはめて書くと通りやすくなります。
プレーンテキスト
[何を操作したら] [何がどうなる]
「追加」ボタンを押したら、リストの末尾に1行増える操作と結果、この2つが揃っているかを送る前に見てください。片方しか書いていないと、AI がもう片方を想像で埋めます。想像で埋めさせないというのが、この章を通しての考え方でした。
名前を付けておく
押す相手が画面に複数あると、どれのことか伝わりません。そこで、名前を付けて指し示します。
プレーンテキスト
曖昧 ボタンを押したら
具体 id が add のボタンを押したらこの id というのは、画面の中の部品に付ける名札のようなものです。名札を付けておくと、あとで「あれを直して」と指すときに一発で通じます。前のレッスンで合計の行に total という名札を付けたのも、同じ理由です。
演習でやること
下の演習では、おこづかい帳の v1 に追加ボタンを付けます。押したらリストが1行増える、というところまでを完成させてください。
1回で全部書ききろうとしなくて構いません。ボタンを置く、押したときの動きを足す、と分けて往復してください。どちらの順でも大丈夫です。
完成条件
- ボタンの文字は「追加」、id は add にしてください
- 押すたびに、リストの末尾に1行増えるようにしてください
- もとの3行と見出しは、そのまま残してください