シェアと振り返り
作ったものは、説明できて完成
作品ができました。ここで終わりにせず、もうひと仕事します。人に紹介する言葉を書くという作業です。
地味に見えますが、これは飾りではありません。作ったものを言葉で説明できると、次に作るものの精度が上がります。何を作ったのかを自分で言えないうちは、次に何を作りたいのかも言えないからです。
そして思い出してください。このコースであなたが AI に渡していたのは、まさにこの「言葉」でした。説明の練習は、そのまま次の指示の練習になります。
3つの文で書く
紹介文は長く書く必要がありません。次の3つで十分です。
プレーンテキスト
1 これは何か おこづかい帳のアプリです
2 何ができるか 入ったお金と出たお金を並べて、残高が一目で分かります
3 どこが自分らしいか 合計だけでなく残高も出るようにしました1 は名前、2 は動き、3 はこだわりです。この順番で書くと、読む人が迷いません。 逆にこだわりから書き始めると、そもそも何の話か分からないまま読ませることになります。
作り方の話は、いちばん最後
やりがちな失敗があります。どう作ったかを先に書いてしまうことです。
プレーンテキスト
読みにくい AI に指示を出して、3回やり直して、最後に自分で1行直しました
読みやすい おこづかい帳のアプリです。残高が一目で分かります読む人が知りたいのは、まずそれが何なのかです。作り方の苦労話は、興味を持ってもらえたあとで話せば喜ばれます。順番を逆にするだけで、同じ内容が伝わりやすくなります。
振り返りも、言葉にしておく
紹介文とは別に、自分用のメモも残しておいてください。書くのは次の2つだけです。
1つ目はうまくいった頼み方です。一発で通った指示があったなら、その文をそのまま書き留めておきます。次に似たものを作るとき、同じ形が使えます。
2つ目は詰まったところです。何回も往復してしまった頼みごとを覚えておくと、次は最初から別のやり方を選べます。第5章でやったように、手で直したほうが速い場面だったのかもしれません。
この2つを残しておくかどうかで、2本目を作るときの速さがはっきり変わります。
今日の演習
紹介文を、作品そのものの中に載せます。画面の上のほうに1文の説明を置くと、開いた人がすぐに何のアプリか分かるようになります。
短くて構いません。これは何かが伝わる1文を用意して、画面に出してもらってください。
完成条件
- 説明文の行は id を intro にしてください
- 説明文には「一目で分かる」という言葉を必ず入れてください
- 見出しや記録や合計の行は、そのまま残してください