完成と次のステップ
あなたが手に入れたもの
最後のレッスンです。ここまでで身についたことを並べます。
作りたいものを言葉にして渡し、返ってきた画面を見て判断し、ずれていたら伝え直す。エラーが出たらそのまま渡し、壊れたら戻す。仕上げてスマホでも見られる形にする。そして最後に、生成されたコードの1行を自分の手で直した。
最後の1つが、いちばん大きい変化です。第5章より前のあなたは、画面の裏側を開けたことがありませんでした。いまは開けて、直したい文字を探して、書き換えて、画面が変わるのを確かめられます。
1行直せると、次が見えてくる
1行直せた人は、必ずこう思います。「札そのものを書き換えたら、どうなるんだろう」
この疑問こそが、次の学びの入口です。第5章では、山かっこで囲まれた札そのものと、style.css の中身、script.js の中身は AI に任せてくださいと書きました。そこが手に入ると、できることが一段変わります。
プレーンテキスト
いまできる はさまれた文字を書き換える
次にできる 札を自分で置いて、新しい部品を足す
その次 色や余白を自分で決めて、細かく整えるHTML と CSS の入門コースが、ちょうどこの続きです。今日あなたが見た <h1> や <ul> や <li> から始まり、なぜその形になっているのかを最初から積み上げます。この章で1行直した経験があると、そこはもう初対面ではありません。
Vibe Coding をやめる必要はない
誤解のないように書いておきます。次を学んだからといって、AI に頼むのをやめるわけではありません。むしろ逆です。
中身が少し分かるようになると、AI への頼み方が上手くなります。「一覧にしてください」ではなく「ul と li の形にしてください」と言えるようになり、返ってきたものが正しいかどうかも自分で判断できます。第2章でやった具体化が、もう一段深いところでできるようになるということです。
AI に頼む力と、自分で書く力は、どちらか一方を選ぶものではありません。両方あるほど、作れるものが増えます。
最後にもうひとつだけ足す
このコースは読み物では終わりません。最後に、作品へ小さな機能を1つ足して締めます。
足すのはボタンです。押すと画面に何かが起きる、いちばん小さな動きの部品です。これは script.js の担当なので、今日は AI にお願いします。ここが自分で書けるようになるのは、まだ先の話です。
それでも、押したら変わるものを1つ作れば、アプリは「見るもの」から「使うもの」に変わります。最後の1回を送ってください。
完成条件
- ボタンは id を show、表示先は id を result にしてください
- 押す前の result は空にしておき、押したあとに文字が出るようにしてください
- 見出しと記録と合計の行は、そのまま残してください