つくる 設計書1枚
8つのシートを束ねる
ここまでの章で、章ごとに1枚ずつシートを作ってきました。
要件、規模、構成、保存、非同期、制限、運用、そして決定の記録です。8枚あります。
最後の回は、その8枚が揃っているかを確かめて1つに束ねます。
抜けます。とくに抜けやすいのが決定の記録です。
作ることに時間を使うと、なぜそうしたかを書く時間が最後に残ります。残った時間はたいてい0です。
揃っているかを機械に確かめさせるのは、意志の弱さを前提に置くためです。
足りない所を名前で言う
確かめた結果は、足りない所の名前で返します。
Python
# missing に "decisions" が入っている
# → 決定の記録がまだ無い「不備あり」とだけ返す検査は、何を書けばよいか教えません。名前で返せば、そのまま次の作業になります。
書く順は自由です。ただし並べる順は決めます。
読む人は毎回違う所から読み始めるわけではありません。要件から運用へ向かう順に並んでいれば、途中から読んでも前提がどこにあるか分かります。
決まった並びは、読む人の負担を減らすためにあります。
演習
章ごとのシートを受け取り、揃った節の並びと足りない節を返します。
要件
- 要る節は REQUIRED_SHEETS の8つ。sheets にあって中身が空でないものだけを、REQUIRED_SHEETS の並び順で sections に入れる
- missing には sections に入らなかった節を REQUIRED_SHEETS の並び順で入れる
- extra には REQUIRED_SHEETS に無い名前を昇順で入れる。ready は missing が空なら True
ヒント
編集 ゆめさく編集部