転送量
出ていく量を数える
保存量は溜まる量、転送量は毎秒出ていく量です。別の数字です。
1回の応答が20KBなら、100 QPS で毎秒2MBが出ていきます。
Python
# 100 × 20480バイト = 2,048,000バイト毎秒1秒あたりです。1分で120MB、1時間で7GBになります。
転送量は課金の対象になることが多いので、見落とすと請求で驚きます。保存量より先に効いてきます。
ビットで言う習慣
回線の太さはビット毎秒で言います。1バイトは8ビットなので、8倍します。
Python
# 2,048,000バイト毎秒 × 8 = 16,384,000ビット毎秒 = 約16Mbpsバイトとビットを取り違えると8倍ずれます。Mbps と MB/s は別物です。
100Mbps の回線に毎秒100MB流せると思うと、実際は8分の1しか流れません。
足りないと分かるのは本番の当日です。単位を書き分ける習慣が、そのまま見積もりの正しさになります。
見るのはピークのほう
平均 QPS で帯域を出すと、ほぼ0になります。
平均2 QPS なら毎秒40KB、Mbps に直すと0です。
これを見て回線は要らないと判断すると、発売開始の日に詰まります。
Python
# 平均 2 QPS → 0 Mbps
# ピーク 924 QPS → 151 Mbpsあのときは台数の話で、今回は回線の話です。
ピークで見る対象は、数える先が増えるたびに増えます。 台数・帯域・接続数・書き込み数と、毎回やり直します。
同じ考え方を別のものに当てているだけなので、この形は覚えてしまって構いません。
演習
QPS と1回の応答の大きさから、毎秒のバイト数と kbps、Mbps を出します。
要件
- bytes_per_second は qps × response_bytes
- kbps は bytes_per_second × 8 ÷ 1000 の整数部分
- mbps は bytes_per_second × 8 ÷ 1000000 の整数部分
ヒント
編集 ゆめさく編集部