個人情報を扱うサービスで、法令の面で何に気をつけますか

利用目的を示す、第三者に渡すときは同意を取る、漏えいしたら報告する、の法の基本と、持つ量を減らす、暗号化、権限と記録の技術の手当てを答える問い。細かい判断は個人情報保護委員会の指針で確かめると添えます。

答えてみる

面接官に「個人情報を扱うサービスで、法令の面で何に気をつけますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で答えます。

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解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「個人情報を扱うサービスで、法令の面で何に気をつけますか」
  • 「個人情報が漏れたら、何をしますか」
  • 「海外のクラウドにデータを置くときは、何を考えますか」

面接官が見ている点

  • 個人情報保護法の基本を、エンジニアの仕事と結んで言えるか
  • 法の決まりと、持つ量を減らす、暗号化などの技術の手当てを結べるか
  • 自分で判断しきれない所を、法務や公式の指針に確かめると言えるか

短い答え

  • 日本の個人情報保護法では、何に使うかを決めて本人に知らせるか公表し、ほかの会社に渡すときは原則として本人の同意を取り、漏えいしたときは決まった場合に報告します。
  • 技術の面では、持つ量を要る分だけにし、保存のときに暗号化し、見られる人を絞って、誰が見たかの記録を残します。
  • 細かい判断は、個人情報保護委員会の指針で確かめ、法務の担当と相談します。

少し詳しい答え

法の基本

  • 利用目的何のために使うかを決め、本人に知らせるか公表します。決めた目的の外で使いません
  • 第三者に渡すほかの会社に渡すときは、原則として本人の同意を取ります。ただし、仕事を任せる先 (委託先) に、任せた仕事の範囲で渡す場合のように、同意が要らない場合もあります。外国にある相手に渡すときは、別の決まりがあります
  • 漏えいの報告漏えいなどが起きたとき、または起きたおそれがあるとき、次のどれかに当たれば、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務になります
    • 要配慮個人情報 (病歴など、扱いに特に気を配る情報) が含まれる
    • カード番号や、ID とパスワードの組のように、お金の被害のおそれがある
    • 不正アクセスやランサムウェアのように、不正の目的によるおそれがある
    • 1,000 人を超える本人の分が含まれる

報告は、まず速報を、その事態を知ってからおおむね 3〜5 日以内に、確報を 30 日以内 (不正の目的のおそれがあるときは 60 日以内) に出します。

技術の手当て

  • 持つ量を減らす要らない項目は取らない、使い終えたら消す、の期間を決めます
  • 暗号化通信と保存の両方で暗号化します
  • 権限と記録個人情報を見られる人を役目で絞り (最小権限)、誰がいつ見たかを記録します
  • 置き場所海外のクラウドに置くときは、どの国に置かれるか、外国の相手に渡すことに当たるかを確かめ、利用者への説明と合わせます

漏えいに備える

期限が短いので、起きてから考えるのでは間に合いません。誰に連絡し、何人分のどの項目が漏れたかを、記録から数えられるようにしておきます。自分が関わったサービスで、個人情報をどこに持ち、誰が見られたかを 1 つ説明できるようにしておくと、話が具体的になります。

トレードオフ

持つ量を減らすほど漏れたときの害は小さくなりますが、あとで分析や問い合わせに使えなくなることがあります。暗号化や記録も、手間と費用がかかります。どこまでやるかは、扱う情報の重さで決めます。カード番号のように特に重い物は、自分で持たずに決済の会社に任せる、という選び方もあります。

よくある間違い

  • 法律の話は自分の仕事ではないと言う何を取り、どこに置き、誰が見られるかは、エンジニアが決める所です
  • 暗号化すれば全部大丈夫と言う見られる人の絞り込みや記録、持つ量を減らすことと組で考えます
  • 言い切って答える判断が分かれる所は、個人情報保護委員会の指針と法務の担当で確かめる、と添えます

深掘りの問い

  • 「仮名加工や匿名加工とは何ですか」誰の情報か分からないように加工して使う方法で、それぞれ決まりがある、指針で確かめる、と答えます
  • 「退会した人のデータはどうしますか」消す時期と、法や会計のために残す物を分けて決める、と答えます
  • 「開発の環境で本番のデータを使ってよいですか」そのままは使わず、加工した物や作った試しのデータを使う、と答えます

確認日 2026年10月24日

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