find でファイルを検索する
どこに置いたか思い出せない
ls が見せてくれるのは、指定したディレクトリの直下だけです。何階層も下にあるファイルを探すには、cd して ls を打ち直すのを繰り返すしかありません。
find は、開始地点を渡すとその下を全部たどって、条件に合ったパスを 1 行ずつ出します。
ターミナル
$ find /etc -name '*.conf'
/etc/sysctl.conf
/etc/resolv.conf
/etc/logrotate.conf
/etc/ssh/ssh_config.d/10-custom.conf書き方は、開始地点、条件、の順です。開始地点を省くとカレントディレクトリから探します。-name に渡した *.conf は、ファイル名がその形に合うことを表します。
出てくるパスの形は、開始地点に何を渡したかで決まります。/etc のように絶対パスから始めれば絶対パスで出て、. から始めれば ./ で始まる相対パスで出ます。結果をそのまま別のコマンドへ渡すときは、どちらの形になっているかを見ておいてください。
ディレクトリまで一緒に出てくる
find が出すのはファイルだけではありません。条件に合えばディレクトリも出ます。
ターミナル
$ find /var -name 'log*'
/var/log
/var/log/dpkg.log
/var/log/apt/history.log先頭の /var/log はディレクトリです。ファイルだけに絞るには -type f を足します。
ターミナル
$ find /var -name 'log*' -type f
/var/log/dpkg.log
/var/log/apt/history.log条件を並べて書くと、その全部を満たすものだけが残ります。並べる順番はどちらが先でもかまいません。
条件を 1 つも書かなければ、その下にあるものが全部出ます。何がどれだけ置かれているのか見当もつかないときは、まず条件無しで走らせて量を見てから絞るほうが早いこともあります。
クォートを外すと、あるはずのものが見つからない
-name のパターンは、必ずシングルクォートで囲みます。
ターミナル
$ find . -name '*.md'
./README.md
./docs/setup.md
$ find . -name *.md
./README.md下の行では README.md しか出ていません。クォートが無いと、find が受け取る前にシェルが *.md をカレントディレクトリのファイル名に展開してしまい、find . -name README.md を実行したのと同じことになるからです。
出てくる件数が想像より少ないときは、まずクォートを疑ってください。エラーにならず、それらしい結果が返ってくるので気づきにくい間違いです。
課題
- find コマンドを使う
- -type f -name '*.log' で条件指定する
- sort で出力順を安定させる