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クラウド・インフラ中級図解あり

AWSとは?

読み方:aws

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

Amazonが提供する世界最大手のクラウド基盤。サーバーや保管領域を必要な時間だけ借り、使った分だけ払う形で調達できます。

30秒図解

AWSではRoute 53とCloudFrontが入口を整え、S3が静的ファイルを配信し、ALB、EC2 x2、RDSがアプリ経路を分担する
AWSは一つの巨大なサービスではありません。入口、配信、アプリ、データベースなど、役割ごとのサービスを組み合わせる基盤です。

もう少し詳しく

どういうものか

AWS は Amazon Web Services の略で、Amazon が運営するクラウドサービス群です。仮想サーバー、ファイル保管、データベース機械学習、監視など 200 を超えるサービスがあり、それぞれ独立して契約できます。管理画面、コマンドライン、コードのいずれからでも操作でき、使った時間や量に応じた従量課金が基本です。

最初に押さえるサービスは数個で足ります。仮想サーバーの EC2、ファイル保管の S3、コードだけを置いて動かす Lambda、リレーショナルデータベースの RDS、権限管理の IAM です。

なぜ必要か

自前でサーバーを用意すると、機材の購入、設置場所、電源、回線、故障時の交換までを自分で抱えます。しかも必要な台数は事前には読めません。想定より人が来なければ機材が余り、来すぎれば止まります。

クラウドでは数分で台数を増やし、要らなくなったら止めて課金も止められます。試作の段階では月に数百円しかかからず、当たったらそのまま増やせる、という調達の柔軟さが大きな利点です。

具体例

# 認証情報とリージョンを設定する aws configure # S3バケットを作ってファイルを置く aws s3 mb s3://my-app-assets-2026 --region ap-northeast-1 aws s3 cp ./index.html s3://my-app-assets-2026/ # 起動中のEC2インスタンスを一覧する aws ec2 describe-instances --filters "Name=instance-state-name,Values=running" --query "Reservations[].Instances[].[InstanceId,InstanceType]" --output table
よくある小さな構成 利用者 --> Route 53 (DNS) --> <a href="/glossary/cloudfront" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">CloudFront</a> (配信) --> S3 (静的ファイル) | +--> ALB --> EC2 x2 --> RDS

つまずきやすいところ

課金の事故がもっとも多く、しかも痛い部分です。EC2 は停止しても、付いている EBS ボリュームと Elastic IP の料金は発生し続けます。検証で立てたものは、削除まで済ませて初めて課金が止まります。予算の上限を決めて通知する Budgets を最初に設定しておくと、想定外の請求に気づけます。

権限まわりでは、ルートユーザーで日常作業をしてしまう構成が危険です。ルートは何でもできるうえ制限をかけられないため、最初に IAM ユーザーを作り、多要素認証を有効にして、ルートは封印します。アクセスキーを GitHub に push する事故も後を絶たず、公開リポジトリの鍵は数分で悪用されます。

S3 のバケットを公開設定にして、意図せず社内資料を全世界に出してしまう事例も定番です。既定は非公開なので、公開に変える操作をした覚えがあるかを確認します。

似た用語との違い

内容
AWSAmazon のクラウド基盤
Google CloudGoogle のクラウド基盤。データ分析や機械学習に強い
AzureMicrosoft のクラウド基盤。Windows や Active Directory と親和性が高い
オンプレミス自社で機材を持ち、自社の場所で運用する形

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