3秒でわかる
Amazonが提供する世界最大手のクラウド基盤。サーバーや保管領域を必要な時間だけ借り、使った分だけ払う形で調達できます。
30秒図解
もう少し詳しく
どういうものか
AWS は Amazon Web Services の略で、Amazon が運営するクラウドサービス群です。仮想サーバー、ファイル保管、データベース、機械学習、監視など 200 を超えるサービスがあり、それぞれ独立して契約できます。管理画面、コマンドライン、コードのいずれからでも操作でき、使った時間や量に応じた従量課金が基本です。
最初に押さえるサービスは数個で足ります。仮想サーバーの EC2、ファイル保管の S3、コードだけを置いて動かす Lambda、リレーショナルデータベースの RDS、権限管理の IAM です。
なぜ必要か
自前でサーバーを用意すると、機材の購入、設置場所、電源、回線、故障時の交換までを自分で抱えます。しかも必要な台数は事前には読めません。想定より人が来なければ機材が余り、来すぎれば止まります。
クラウドでは数分で台数を増やし、要らなくなったら止めて課金も止められます。試作の段階では月に数百円しかかからず、当たったらそのまま増やせる、という調達の柔軟さが大きな利点です。
具体例
# 認証情報とリージョンを設定する
aws configure
# S3バケットを作ってファイルを置く
aws s3 mb s3://my-app-assets-2026 --region ap-northeast-1
aws s3 cp ./index.html s3://my-app-assets-2026/
# 起動中のEC2インスタンスを一覧する
aws ec2 describe-instances --filters "Name=instance-state-name,Values=running" --query "Reservations[].Instances[].[InstanceId,InstanceType]" --output tableよくある小さな構成
利用者 --> Route 53 (DNS) --> <a href="/glossary/cloudfront" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">CloudFront</a> (配信) --> S3 (静的ファイル)
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+--> ALB --> EC2 x2 --> RDSつまずきやすいところ
課金の事故がもっとも多く、しかも痛い部分です。EC2 は停止しても、付いている EBS ボリュームと Elastic IP の料金は発生し続けます。検証で立てたものは、削除まで済ませて初めて課金が止まります。予算の上限を決めて通知する Budgets を最初に設定しておくと、想定外の請求に気づけます。
権限まわりでは、ルートユーザーで日常作業をしてしまう構成が危険です。ルートは何でもできるうえ制限をかけられないため、最初に IAM ユーザーを作り、多要素認証を有効にして、ルートは封印します。アクセスキーを GitHub に push する事故も後を絶たず、公開リポジトリの鍵は数分で悪用されます。
S3 のバケットを公開設定にして、意図せず社内資料を全世界に出してしまう事例も定番です。既定は非公開なので、公開に変える操作をした覚えがあるかを確認します。
似た用語との違い
| 語 | 内容 |
|---|---|
| AWS | Amazon のクラウド基盤 |
| Google Cloud | Google のクラウド基盤。データ分析や機械学習に強い |
| Azure | Microsoft のクラウド基盤。Windows や Active Directory と親和性が高い |
| オンプレミス | 自社で機材を持ち、自社の場所で運用する形 |