コース一覧
AIへの指示の出し方:プロンプト入門
Chain of Thoughtとは?プロンプトでAIの推論力を引き出す方法

AIへの指示の出し方:プロンプト入門

Chain of Thought、Few-shot、ロール指示、構造化出力、制約条件の設計など、生成 AI から狙った成果を引き出すプロンプト技法を体系的に学べるコースです。ChatGPT や Claude を業務で活用したいビジネスパーソンや AI エンジニアを対象としています。約 7 時間 (1 日 30 分 × 14 日) で 26 レッスンを修了でき、修了後は要件定義から評価まで再現性のあるプロンプトを自分で組めるようになります。

1
第1章:プロンプトエンジニアリングの基本原則
0. プロンプトエンジニアリングとは?AIから最高の答えを引き出す技術5分
1. プロンプト設計に必要なLLMの動作原理を理解する5分
2. 良いプロンプトと悪いプロンプトの違い:具体例で学ぶ改善ポイント5分
3. 第1章まとめクイズ5分
2
第2章:基本的なプロンプト設計パターン
0. Zero-shotプロンプティングとは?例なしでAIに指示を出す基本テクニック5分
1. Few-shotプロンプティング入門:AIに具体例を与えて精度を上げるコツ5分
2. ペルソナ設定の技術:AIを専門家にするプロンプトの書き方5分
3. 制約条件と出力フォーマット指定:AIの回答を思い通りにコントロールする5分
4. 第2章まとめクイズ5分
3
第3章:高度なプロンプト技術
0. Chain of Thoughtとは?プロンプトでAIの推論力を引き出す方法5分
1. ReActとは?AIに推論と行動を組み合わせさせる次世代プロンプト技術5分
2. Self-Consistency:複数の推論パスで回答の信頼性を高める技術5分
3. Tree of Thoughts:AIに複数の思考経路を探索させる高度な手法5分
4. 第3章まとめクイズ5分
4
第4章:出力品質の評価と改善サイクル
0. プロンプト評価の指標:回答品質を客観的に測定する方法5分
1. プロンプトのA/Bテスト入門:継続的に回答品質を改善する方法5分
2. ハルシネーション(AIの嘘)の原因と対策5分
3. 第4章まとめクイズ5分
5
第5章:実践!ユースケース別プロンプト開発
0. ChatGPTでカスタマーサポート応答を自動化するプロンプト術5分
1. ChatGPTでブログ記事を自動生成するプロンプト術:構成案から本文まで5分
2. ChatGPTによるコードレビューを効率化するプロンプト5分
3. ChatGPTでデータ分析・レポート生成を自動化するプロンプト5分
4. 第5章まとめクイズ5分
6
第6章:総仕上げ - プロンプト改善の実践
0. プロンプト改善コンサルティング:問題特定から改善提案までの流れ5分
1. 【最終課題】既存プロンプトの改善レポートを作成する5分
2. 第6章まとめクイズ5分

AIへの指示の出し方:プロンプト入門

01プロンプトエンジニアリングとは?AIから最高の答えを引き出す技術
02プロンプト設計に必要なLLMの動作原理を理解する
03良いプロンプトと悪いプロンプトの違い:具体例で学ぶ改善ポイント
04第1章まとめクイズ
05Zero-shotプロンプティングとは?例なしでAIに指示を出す基本テクニック
06Few-shotプロンプティング入門:AIに具体例を与えて精度を上げるコツ
07ペルソナ設定の技術:AIを専門家にするプロンプトの書き方
08制約条件と出力フォーマット指定:AIの回答を思い通りにコントロールする
09第2章まとめクイズ
10Chain of Thoughtとは?プロンプトでAIの推論力を引き出す方法
11ReActとは?AIに推論と行動を組み合わせさせる次世代プロンプト技術
12Self-Consistency:複数の推論パスで回答の信頼性を高める技術
13Tree of Thoughts:AIに複数の思考経路を探索させる高度な手法
14第3章まとめクイズ
15プロンプト評価の指標:回答品質を客観的に測定する方法
16プロンプトのA/Bテスト入門:継続的に回答品質を改善する方法
17ハルシネーション(AIの嘘)の原因と対策
18第4章まとめクイズ
19ChatGPTでカスタマーサポート応答を自動化するプロンプト術
20ChatGPTでブログ記事を自動生成するプロンプト術:構成案から本文まで
21ChatGPTによるコードレビューを効率化するプロンプト
22ChatGPTでデータ分析・レポート生成を自動化するプロンプト
23第5章まとめクイズ
24プロンプト改善コンサルティング:問題特定から改善提案までの流れ
25【最終課題】既存プロンプトの改善レポートを作成する
26第6章まとめクイズ

AIへの指示の出し方:プロンプト入門

Chain of Thoughtとは?プロンプトでAIの推論力を引き出す方法

「答えだけ教えて」と書いた瞬間、間違えはじめる

次の問題を AI に投げてみてください。

解説

リンゴを 5 個持っていました。3 個買い足し、2 個を友だちにあげ、残りの半分を食べました。今、何個ありますか。答えだけ教えてください。

「答えだけ」と書くと、驚くほどあっさり間違えます。ところが、この一文を消して代わりに「順を追って考えてください」と書くだけで、正解する回が増えます。問題文もモデルも、何ひとつ変えていません。

途中を書かせると、その途中が材料になる

AI は次に来る語を、それまでに出てきた語から決めます。「答えだけ」と書いてしまうと、AI が使える材料は問題文しかありません。5 個、3 個、2 個、半分という条件を、いきなり 1 つの数字へ縮める必要があります。

途中を書かせると、材料が増えます。「5 + 3 = 8 個」と一度書かせれば、その 8 という数字が次の計算の入力になります。頭の中で持っておく代わりに、紙に書き出させているようなものです。この、途中の考えを出力させてから結論を出させるやり方を Chain of Thought と呼びます。

実務では、算数よりも手順の指定として使うほうが効きます。

プレーンテキスト

このコードがなぜ落ちるのか調べてください。次の順で書いてください。 1. エラーメッセージから、どの行で落ちているかを特定する 2. その行に渡っている値が、どこで作られたかをさかのぼる 3. 想定と実際が食い違っている箇所を 1 つ挙げる 4. 修正案を出す (コード)

「順を追って考えてください」の一言に任せず、踏ませたい順番を自分で書きます。AI が勝手に決めた順番は毎回変わりますが、書いておけば固定されるので、出力のばらつきが減ります。

実務で効くのは、正答率より「どこで間違えたかが見える」こと

答えだけが返ってくると、外れていたときに打つ手がありません。プロンプト全体を書き直して、また当たるかどうかを試すことになります。

途中が書いてあれば、3 番目の手順で前提を取り違えた、と特定できます。直すのはそこだけです。AI の出力を仕事に使うなら、正答率が数ポイント上がることより、外れたときに直せることのほうが効きます。

一方で、途中を書かせるぶん出力は長くなり、待ち時間も伸びます。翻訳や誤字の指摘のように、手順が 1 つしかない仕事に付けても意味はありません。手順が 2 つ以上あって、途中で数や条件を持ち回る仕事に絞って使ってください。

もう 1 つ、最近のモデルは何も言わなくても途中の手順を書いてくることが増えました。その場合、「順を追って考えて」と足しても差は出ません。効いていないと感じたら、一言を足すのではなく、上の例のように踏ませたい手順を自分で書く側へ切り替えてください。汎用の一言より、その仕事に固有の順番のほうが効きます。

生田 陸人
監修生田 陸人
ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
編集 ゆめさく編集部·公開 2025/12/23·更新 2026/08/26

関連レッスン

  • ReActとは?AIに推論と行動を組み合わせさせる次世代プロンプト技術

    ReActプロンプトの基礎から実践までを詳しく解説。AIに「思考・行動・観察」のサイクルを行わせることで、ハルシネーションを抑え、外部ツールを駆使した高度な回答を引き出す方法を学びます。

  • Self-Consistency:複数の推論パスで回答の信頼性を高める技術

    生成AIの回答精度を高める「Self-Consistency(自己整合性)」を解説。複数の推論パスから多数決で正解を導き出し、ハルシネーションや計算ミスを劇的に減らす実践的なプロンプト技術を学びます。

  • Tree of Thoughts:AIに複数の思考経路を探索させる高度な手法

    Tree of Thoughts (ToT) の概念と実践方法を学ぶレッスンです。AIに複数の思考経路を探索させ、自己評価と修正を繰り返すことで、複雑な課題に対する推論精度を劇的に向上させる高度なプロンプト技術を解説します。

  • 第3章まとめクイズ

    Chain of Thought / ReAct / Self-Consistency / Tree of Thoughts の使い分けを確認するクイズ

分からないところは Tap (AI先生) に質問できます

24 時間いつでも、あなたのレベルに合わせて日本語で答えます。

復習ミニクイズ

AIに「Chain of Thought (CoT)」を用いて指示を出す際、最も期待できる効果はどれですか?