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    Java入門:繰り返しとメソッド
    break と continue

    Java入門:繰り返しとメソッド

    forやwhileの繰り返しとメソッドを学び、処理を反復と部品に分けて書けるようにします。

    1
    繰り返し
    01. for 文の基本5分
    02. 1 から N までの合計5分
    03. 九九の段を作る5分
    04. while 文5分
    05. カウントダウン5分
    06. do-while 文5分
    07. 二重ループ5分
    08. break と continue5分
    09. FizzBuzz 完成5分
    10. 繰り返しクイズ5分
    11. 第 4 章 まとめクイズ5分
    2
    メソッド
    01. メソッドを定義する5分
    02. 引数を受け取るメソッド5分
    03. 戻り値を返す5分
    04. 複数の引数を取るメソッド5分
    05. メソッドのオーバーロード5分
    06. メソッドクイズ5分
    07. BMI を計算するメソッド5分
    08. 第 5 章 まとめクイズ5分

    break と continue

    見つかったのに、まだ回り続ける

    1000 件のデータから目当ての 1 件を探すとき、3 件目で見つかっても、素直な for は残りの 997 件を最後まで見に行きます。逆に「この値だけは計算に混ぜたくない」と思っても、ループは分け隔てなく全部処理します。

    ループを最後まで回し切る、という前提を崩す道具が break と continue です。役割は一言で分かれます。break はループから出る、continue はその 1 周だけ飛ばす、です。

    break はループの外へ出る

    Java

    for (int i = 1; i <= 10; i++) {
        if (i == 5) {
            break;
        }
        System.out.println(i);
    }
    System.out.println("終了");

    出力は 1 2 3 4 終了 です。i が 5 になった瞬間にループを抜けるので、println(i) には届かず、i++ も動きません。

    ここで return と混同しないでください。break が終わらせるのはループだけで、メソッドはそのまま続きます。ループの外にまだ処理があるなら break、メソッドごと終わらせたいなら return です。もうひとつ、break が抜けるのは一番内側のループ 1 つだけです。二重ループの内側で break を書いても、外側は何事もなかったように次の周へ進みます。

    continue はその 1 周を飛ばす

    Java

    for (int i = 1; i <= 5; i++) {
        if (i == 3) {
            continue;
        }
        System.out.println(i);
    }

    出力は 1 2 4 5 です。3 のときだけ println が飛ばされ、ループ自体は 5 まで最後まで回り切ります。飛ばすだけで終わらない、というのが continue です。

    continue が向かう先は for の更新式 i++ です。ここが while との大きな違いになります。while の中でカウンタを進めるより前に continue を書くと、その更新ごと飛ばされて値が変わりません。

    Java

    int i = 0;
    while (i < 10) {
        if (i == 3) {
            continue;   // i++ に届かないので、ここから進まなくなる
        }
        i++;
    }

    while で continue を使うときは、更新を先に済ませてから飛ばしてください。

    やってみよう

    Solution.sumEvenUntil(int n) を完成させましょう。1 から n まで進めながら偶数だけを合計に足し、合計がある値を超えたところで打ち切ります。

    飛ばす側と抜ける側を、どこに置くかを先に決めてから書き始めてください。飛ばす判定はループの先頭側、打ち切りの判定は足したあとです。順番が入れ替わると、超えたはずの周の値が合計に入らなかったり、逆に 1 周ぶん多く足されたりします。

    n を大きくしても答えが増えなくなる境目がどこにあるか、10 20 100 を渡して確かめてみてください。

    要件

    1. クラス名は Solution、メソッド名は sumEvenUntil、引数は int n 1 つにすること
    2. for ループで i = 1 から i <= n まで進め、奇数は continue でスキップすること
    3. 偶数を合計に足し、合計が 50 を 超えた (> 50) 時点で break でループを抜けること

    ヒント

    合計を貯める変数 `int sum = 0;` をループの外で用意しましょう。ループ内で宣言すると毎回 0 にリセットされてしまいます

    奇数判定は `i % 2 == 1` です。これに当てはまったら `continue;` で次のイテレーションへ飛ばします

    `break` を書く位置に注意してください。`sum += i;` の **あと** に `if (sum > 50) break;` を置くと、ちょうど `50` を超えた回まで足してから抜ける動きになります

    「50 以上」ではなく「50 を **超えた**」なので不等号は `>` です。`>=` にすると `n = 14` の挙動がずれます

    生田 陸人
    監修生田 陸人
    ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
    編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

    関連レッスン

    • FizzBuzz 完成

      前章の FizzBuzz 判定と for ループを組み合わせて、1 から n までの FizzBuzz を空白区切りで返す完成版を作ろう。

    • 繰り返しクイズ

      for / while / do-while の挙動の違い、break と continue の役割、無限ループの原因を 4 択クイズで総ざらいする繰り返しの章末まとめ。

    • 第 4 章 まとめクイズ

      第 4 章「繰り返し」で学んだ for / while / do-while / 入れ子ループ / break・continue / FizzBuzz を、総合的に 1 問のクイズで総ざらいする章末まとめ。

    • メソッドを定義する

      Java の処理をまとめて名前を付ける仕組み、メソッドの定義と呼び出しを学ぼう。

    このレッスンに出てくる用語

    意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

    • ループ繰り返し処理。矢印で戻すか専用記号で示す
    • 処理計算や代入を表す長方形
    • メソッドクラスに属する関数
    • カウンタ数を保持して増減する典型 UI
    • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
    • 引数位置引数=順番で渡す。
    main.java
    エディタを読み込んでいます

    メモ

    break と continue

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