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    Java入門:繰り返しとメソッド
    メソッドのオーバーロード

    Java入門:繰り返しとメソッド

    forやwhileの繰り返しとメソッドを学び、処理を反復と部品に分けて書けるようにします。

    1
    繰り返し
    01. for 文の基本5分
    02. 1 から N までの合計5分
    03. 九九の段を作る5分
    04. while 文5分
    05. カウントダウン5分
    06. do-while 文5分
    07. 二重ループ5分
    08. break と continue5分
    09. FizzBuzz 完成5分
    10. 繰り返しクイズ5分
    11. 第 4 章 まとめクイズ5分
    2
    メソッド
    01. メソッドを定義する5分
    02. 引数を受け取るメソッド5分
    03. 戻り値を返す5分
    04. 複数の引数を取るメソッド5分
    05. メソッドのオーバーロード5分
    06. メソッドクイズ5分
    07. BMI を計算するメソッド5分
    08. 第 5 章 まとめクイズ5分

    メソッドのオーバーロード

    同じことをするのに、名前を 3 つ覚えたくない

    画面に何かを出すとき、私たちが覚えている名前は System.out.println の 1 つだけです。ところが渡しているものは、あるときは文字列、あるときは整数、あるときは小数とばらばらです。それでも printText printInt printDouble と呼び分けた覚えはないはずです。

    自分でメソッドを書き始めると、この便利さが当たり前ではないと気づきます。たとえば値を括弧で囲んで表示用の文字列にするメソッドを作ると、扱う型ごとに名前を変えたくなります。

    Java

    public static String tagText(String value) { ... }
    public static String tagNumber(int value) { ... }

    呼ぶたびに「これは数値だから tagNumber だったか」と考えることになり、覚える名前だけが増えていきます。

    引数の型か個数が違えば、同じ名前が使える

    Java では、同じクラスの中に同じ名前のメソッドを何本も置けます。条件は 1 つだけで、引数の型か個数が違うことです。これをオーバーロードと呼びます。

    Java

    public class Formatter {
        public static String tag(String value) {
            return "[" + value + "]";
        }
    
        public static String tag(int value) {
            return "[" + value + "点]";
        }
    
        public static String tag(String value, String mark) {
            return mark + value + mark;
        }
    }

    3 本とも名前は tag ですが、Java から見れば別のメソッドです。呼ぶ側は tag("春") tag(80) tag("春", "*") と自然に書くだけで、どれを実行するかは渡した引数を見てコンパイラが選んでくれます。System.out.println も Math.max も、中身はこの仕組みです。使う人が名前を 1 つ覚えれば済むように、ライブラリの側が何本も用意してくれています。

    名前と引数が同じなら、それは同じメソッド

    見分けに使われるのは、名前と、引数の型と個数と並び順だけです。戻り値の型は含まれません。

    Java

    public static String tag(int value) { ... }
    public static int tag(int value) { ... }   // 通らない

    この 2 本は Java から見るとどちらも tag(int) なので、already defined と言われて止まります。tag(80) と書いた時点では、結果を何で受け取るかがまだ決まっていません。戻り値では選びようがないのです。

    同じ理由で、引数の名前だけを value から text に変えても別物にはなりません。

    解説

    別のクラスに同じ名前のメソッドがあっても、それはオーバーロードではありません。たまたま名前が同じだけの、無関係なメソッドです。

    やってみよう

    今回は Solution クラスに add2(int a, int b) を書きます。テストはこのシグネチャに対して走るので、クラス名もメソッド名も引数の型と個数も変えないでください。

    通ったら実験してみましょう。同じクラスに引数が 1 つだけの同名メソッドを足しても、テストは通ったままのはずです。次に、引数はそのままで戻り値の型だけ違うものを足してみてください。どこで止まるかを自分の目で確かめると、シグネチャに何が含まれているかが体に残ります。

    要件

    1. Solution クラスに public static int add2(int a, int b) を実装すること
    2. メソッドの中身は a + b を計算し、結果を int で return すること
    3. クラス名・メソッド名・引数の型と個数を変えないこと (テストは add2(int, int) のシグネチャに対して走る)

    ヒント

    戻り値の型は `int` です。`return a + b;` の 1 行で終わります。文末の `;` を忘れないでください

    本文の例にあるように、同じクラスに `add(int)` `add(int, int)` `add(int, int, int)` を並べても構いません。引数の個数違いはオーバーロードとして共存できます

    戻り値だけが違うメソッド (例: `double add2(int a, int b)`) は同じシグネチャと見なされエラーになります。違いは必ず引数の型か個数で付けてください

    生田 陸人
    監修生田 陸人
    ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
    編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

    関連レッスン

    • メソッドクイズ

      メソッドの章で学んだ定義 / 引数 / 戻り値 / オーバーロード / static を 4 択クイズ 1 問で総復習する章末まとめ。

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      体重と身長を引数で受け取り、BMI を double で返すメソッドを書きながら、「計算公式を 1 ヶ所に集約する」というメソッドの本質的なご利益を体に馴染ませる。

    • 第 5 章 まとめクイズ

      第 5 章「メソッド」で学んだ基礎・引数・戻り値・オーバーロード・BMI 実例を 1 問の 4 択クイズで総復習する章末まとめ。

    このレッスンに出てくる用語

    意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

    • メソッドクラスに属する関数
    • 引数位置引数=順番で渡す。
    • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
    • オーバーロード同名・異シグネチャのメソッド多重定義
    • 戻り値呼び出し元への返答を表す点線矢印
    • テストバグを見つける工程
    main.java
    エディタを読み込んでいます

    メモ

    メソッドのオーバーロード

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