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コメントとは?

読み方:コメント

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

実行されずコードに残せる説明文。処理の意図や当時の判断を書き残すためのもので、書き方は言語ごとに違っても目的は共通しています。

もう少し詳しく

どういうものか

コメントは、ソースコードに書いても実行されない文字列です。コンパイラやインタプリタは読み飛ばすので、人間に向けた説明をそのまま置けます。

書き方は言語ごとに決まっています。

言語1 行複数行
Python#専用構文なし。# を並べる
JavaScript / Java / C///* */
HTMLなし
SQL--/* */
シェル#専用構文なし


なぜ必要か

コードは「何をしているか」を語りますが、「なぜそうしたか」は語りません。読めば分かることを繰り返すコメントは不要で、価値があるのは背景のほうです。仕様上その順序でなければならない理由、外部 API の癖に合わせた回避策、あえて遅い書き方を選んだ事情。これらは半年後の自分にも他人にも復元できません。

もう 1 つの用途が一時的な無効化です。動作を切り分けるために数行を実行対象から外す操作は、デバッグの基本手順として毎日使います。

具体例

# 1 行コメント。この行は実行されない def calc_fee(amount): '''手数料を計算する。 ドキュメンテーション文字列。help() や IDE から参照できる。 ''' # 決済会社の仕様で 1 円未満は切り上げ (2026-04 の規約改定に対応) return -(-amount * 3 // 100) # print(calc_fee(1000)) ← 動作確認用に一時的に無効化
// 在庫 0 でも表示する。売り切れ表示を出す要件のため除外しない const visible = items.filter((i) => i.published);

Python の三重引用符 (シングル 3 つでもダブル 3 つでも可) はコメントではなく文字列です。関数やクラスの先頭に置いたものだけが docstring として扱われます。

つまずきやすいところ

  • コードをそのまま日本語にするi += 1 # i に 1 を足す は情報量がゼロです。書くなら足す理由を書きます

  • コメントだけ古くなる — 処理を直してコメントを直し忘れると、嘘の説明が残ります。実装が変わったらコメントも同時に直します

  • コメントアウトしたコードを残し続ける — 履歴は Git が持っています。消したコードは消し、必要になったら履歴から戻します

  • HTML のコメントを秘密の置き場だと思う — ブラウザで表示されないだけで、ソースを開けば誰でも読めます
  • 覚え方

    コメントは「未来の読み手への申し送り」です。何をしているかではなく、なぜこうしたかを書く。この一点だけ守れば、書きすぎも書かなすぎも防げます。

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