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プログラミング初級図解あり

コードブロックとは?

読み方:コードブロック

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

波括弧やインデントで区切られた、複数の文をひとまとまりとして扱う範囲。if や for がどこまで効くかと、変数がどこまで生きるかがこの範囲で決まります。

30秒図解

JavaScriptのifコードブロックはscoreが82のとき2文をまとめて実行し、constのgradeを波括弧の内側だけに閉じ込める
ブロックは、処理が効く範囲とconstが見える範囲を決めます。

もう少し詳しく

どういうものか

コードブロックは、複数の文をひとまとまりとして扱うための範囲です。iffor の本体、関数の中身、try の対象はいずれもブロックで、「この条件が成立したら、ここからここまでを実行する」の「ここからここまで」がブロックにあたります。

区切り方は言語で違い、C 系 (Java、JavaScript、Go、C) は波括弧、Python はインデント、Ruby は do ... end や波括弧を使います。見た目は違っても、範囲を決めているという役割は同じです。なお Markdown でバッククォート 3 つで囲んだコード表示のこともコードブロックと呼びますが、これは文書の記法であって、プログラムの構造とは別の話です。

なぜ必要か

ブロックが無いと、制御構文は次の 1 文にしか効きません。「条件が成立したときにまとめて 3 行実行したい」という当たり前の要求が書けなくなります。

もうひとつの役割がスコープです。多くの言語ではブロックの中で宣言した変数はブロックの外から見えません。これによって、遠くの関数の中で使った itemp が別の場所と衝突する事故が防げます。

具体例

同じ処理を Python と JavaScript で書くと、区切り方の違いがはっきりします。

score = 82 if score >= 80: grade = "A" print("よくできました") print(f"<a href="/glossary/evaluation" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">評価</a>は {grade} です") print("判定を終了しました") # インデントが戻ったのでブロックの外
const score = 82; if (score >= 80) { const grade = "A"; console.log("よくできました"); console.log(`評価は ${grade} です`); } // console.log(grade); // ここでは grade は見えない console.log("判定を終了しました");

つまずきやすいところ

  • Python でタブとスペースを混ぜて IndentationError になる。見た目は揃っているのにエラーが出る場合はほぼこれで、エディタの「タブをスペースに変換」を有効にすると起きなくなります

  • JavaScript で波括弧を省略し、後から行を足して壊す。if (x) doA();doB(); を足すと、doB() は条件に関係なく必ず実行されます。1 行でも波括弧を書いておけば起きません

  • var の感覚のまま let を使い、ブロックの外から参照して ReferenceError になる。var は関数単位、letconst はブロック単位で生きる範囲が違います

  • ブロックの中で作った変数を、そのブロックの後で使おうとする。使いたいならブロックの外で先に宣言しておく必要があります
  • 覚え方

    ブロックは「効く範囲」と「見える範囲」を同時に決める箱です。閉じ括弧やインデントが戻った瞬間に、その箱は閉じています。

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