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MCPセッションの流れ
MCPの安全設計
MCPをたとえると?
AIアプリと外部機能をつなぐ共通の差し口です。
実際にはこう使います
もう少し詳しく
AIアプリのホストとクライアント、機能を提供するサーバーの間で、ツール、リソース、プロンプトの発見と呼び出しを共通化する接続プロトコルです。
何が起きるのか
MCPは、AIアプリのホストとクライアント、機能を提供するサーバーの境界をそろえます。サーバーはツール、リソース、プロンプトを公開し、クライアントは一覧を取得して必要な機能を呼び出します。MCPはモデルそのものでも、既存APIを廃止する仕組みでもありません。
代表的な流れ
1. ホストがMCPクライアントを作り、サーバーとのセッションを初期化する
2. クライアントがサーバーのツールやリソースを一覧で確認する
3. AIアプリが目的に合うツールを選び、入力を検証して呼び出す
4. サーバーが外部APIやファイルを処理し、結果を返す
5. アプリが結果をモデルのコンテキストへ渡し、回答や次の操作を決める
APIとの関係
APIはサービス一般の接続口です。MCPサーバーの内部から既存APIを呼ぶことも多く、MCPはAIアプリから見た発見・呼び出し・結果の形式を共通化します。
ツール・リソース・プロンプト
ツールは操作や計算、リソースは読み取り可能な情報、プロンプトは再利用可能な指示を表します。提供する機能の種類を分けることで、読み取りと副作用のある操作を別々に確認できます。
安全に使う
サーバーを信頼済みの命令として扱わず、接続先、認証情報、入力、返却データを確認します。最小権限、ユーザー承認、許可リスト、監査ログ、タイムアウトを設け、削除・送信・公開のような操作は実行前に止められるようにします。
Tool Callingとの関係
Tool Callingはモデルがツール名と引数を選ぶやり取りです。MCPはAIアプリとツール提供側をつなぐ共通の接続方式です。MCPで発見したツールをTool Callingで選ぶ構成はありますが、判断と接続は別の役割です。
覚え方
MCPは「AIから外部機能へつなぐ共通の差し口」、MCPサーバーはその差し口に機能を公開する接続側、と覚えると整理しやすくなります。
メリット・注意点
メリット
- ・個別連携の方式をそろえられる
- ・ツールやリソースを機械的に発見できる
- ・AIアプリと提供側の責務を分けやすい
注意点
- ・接続先の権限と信頼境界が広がる
- ・副作用のある操作には承認が必要
- ・プロトコル対応だけでは入力の意味や安全性を保証しない
10秒理解度チェック
MCPが共通化するものは?
よくある質問
MCPサーバーはAIモデルですか?
いいえ。ツールやデータを提供する接続側のプログラムです。
MCPはAPIを置き換えますか?
いいえ。MCPサーバーから既存APIを呼ぶ構成も一般的です。
MCPとTool Callingの違いは?
MCPは接続方式、Tool Callingはモデルがツールと引数を選ぶやり取りです。
MCP接続は安全ですか?
最小権限、入力検証、承認、監査を設計して初めて安全に運用できます。
MCPが公開する機能は?
代表的にはtools、resources、promptsです。
一次情報・内容確認
- Introduction to the Model Context Protocol — Model Context Protocol
- MCP Specification — Model Context Protocol
内容確認:2026/08/18 / ゆめさく編集部