AI・生成AIの用語一覧へ
このページの目次
AI・生成AI上級図解あり

AI Agentとは?

読み方:agent

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

言語モデルが道具を選びながら複数の手順を自分で進める仕組み。一度の応答では終わらない作業を、人の指示なしに完了させるために使います。

30秒図解

AIエージェントは先週のエラーという目的に向けて次の一手を判断し、search_logsを使い、結果を観測する輪を終わりの条件まで回す
AIエージェントの本体は一度の回答ではなく、目的に向けて判断・実行・観測を終わりの条件まで繰り返す仕組みです。

もう少し詳しく

どういうものか

AI エージェントは、言語モデルに道具を渡し、目的を達成するまで「次に何をするか」を自分で決めさせる仕組みです。単発の応答との違いは繰り返しがある点にあります。モデルが使う道具を選び、実行結果を受け取り、その結果を見て次の一手を決める、という輪を、終わりの条件を満たすまで回します。

現在よく使われる構成は、考えと行動を交互に出させる進め方、モデルに道具の呼び出しを構造化された形で出させる仕組み、そして道具の接続方法を共通化した MCP の組み合わせです。

なぜ必要か

「先週のエラーログを調べて原因をまとめて」という依頼は、一度の応答では終わりません。ログを検索し、件数を数え、該当のコードを読み、必要なら別の期間も調べる、という段取りが要ります。手順を人が毎回指示すると、人が待つ時間のほうが長くなります。エージェントは、この段取り自体をモデルに任せます。

具体例

道具の定義と、その結果を返す輪の骨格です。

tools = [{ "name": "search_logs", "description": "期間を指定してエラーログを検索する", "input_schema": { "type": "object", "properties": {"since": {"type": "string"}}, }, }] messages = [{"role": "user", "content": "先週のエラーを調べて"}] while True: reply = model.create(messages=messages, tools=tools) if reply.stop_reason != "tool_use": break result = run_tool(reply.tool_name, reply.tool_input) messages += [reply.as_message(), {"role": "user", "content": result}]

つまずきやすいところ

道具の説明文が曖昧だと、モデルは正しい道具を選べません。名前と説明は、人間の新人に渡す手順書のつもりで、いつ使うか、何を渡すか、何が返るかを書き切る必要があります。エージェントがうまく動かない原因の多くは、モデルの能力ではなく道具の説明にあります。

繰り返しの上限を決めないのも危険です。同じ道具を延々と呼び続け、費用だけが積み上がることがあります。回数の上限と、途中経過を確認できる記録を最初から用意してください。

ファイル削除や外部への送信のように、取り返しのつかない操作は、実行前に人の承認を挟む設計が必要です。

次に学ぶ

Agent Harnessとは?

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

現在地AI AgentAI

LEARN BY DOING

この用語を、教材で使ってみる

直接関連する編と、その編を含むコースです。用語だけで終わらず、ブラウザ上で実際に手を動かせます。

この用語を扱うコース

コース

Claude Code入門

39レッスン
コース

RAG入門:AIに知識を与える技術

18レッスン
コース

はじめての生成AI

76レッスン
Claude Codeコースの全編を見る