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開発・Git・設計中級図解あり

トレーシングとは?

Tracing

読み方:とれーしんぐ

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

トレーシングとは、1つのリクエストが複数サービスを通る経路を、親子関係を持つスパンの集まりとして追跡する方法です。

30秒図解

トレースは1リクエストをルートスパンからAPI、バックエンド、データベースの子スパンへ追跡する
親子スパンの重なりから待ち時間の場所を特定できます。

もう一歩わかる図解

スパンは一つの処理の記録

スパンは一つの処理を表し名前、時間、属性、イベントを持つ
スパンを親子につなぐと1リクエストのトレースになります。

トレーシングをたとえると?

宅配便の伝票を受付、倉庫、配達の各地点で読み取り、1個の荷物の道筋を後からたどることに似ています。

実際にはこう使います

GET /cart が gateway、checkout、SELECT を通る経路を記録する
各 span の開始・終了時刻をウォーターフォールで比べる
http.route や status code を属性として検索する

もう少し詳しく

分散システムの1リクエストを端から端まで追跡します。トレースはルートスパンと子スパンで構成され、各スパンは一つの処理、時刻、属性を持ちます。

スパンとトレース

スパンは一つの処理を表す記録で、名前、開始・終了時刻、属性イベントを持ちます。ルートスパンと子スパンをつないだ全体がトレースです。

分散システムでの流れ

利用者のリクエストが API ゲートウェイ、バックエンドデータベースへ進むと、それぞれの処理が子スパンになります。ウォーターフォールで時間を並べると、どの処理が待ち時間を作ったかを読めます。

ログやメトリクスとの違い

ログは時刻付きメッセージ、メトリクスは期間の数値集計です。トレーシングはリクエスト単位の親子関係を持つため、分散した処理の経路と因果をたどれます。三者は補完関係にあります。

オブザーバビリティとの関係

トレーシングはオブザーバビリティを実現するシグナルの一つです。OpenTelemetryでは計測、コンテキスト伝播、エクスポートを標準化できます。

覚え方

スパンは一つの仕事、トレースは一つの依頼の道筋、と覚えます。

メリット・注意点

メリット

  • 分散した処理の経路を一つに追える
  • 親子関係から遅延箇所を見つけられる
  • ログやメトリクスと相関できる

注意点

  • サービス間のコンテキスト伝播が必要
  • 全リクエスト保存は費用と容量が大きい
  • 属性へ個人情報を記録しない配慮が必要

10秒理解度チェック

トレースが示すものとして最も適切なのは?

よくある質問

スパンとトレースの違いは?

スパンは一つの処理、トレースは親子につないだ一つのリクエスト全体です。

ログと同じですか?

違います。ログはメッセージ、トレースはリクエストの親子経路を表します。

メトリクスとの違いは?

メトリクスは期間の数値集計、トレースは個別リクエストの経路です。

分散トレーシングとは?

複数サービスをまたぐリクエストを一つのトレースとして追跡することです。

OpenTelemetryで何をしますか?

計測、コンテキスト伝播、エクスポートの標準を利用できます。

すべて保存すべきですか?

目的と費用に合わせてサンプリングを設計します。

一次情報・内容確認

内容確認:2026/08/18 / ゆめさく編集部

次に学ぶ

オブザーバビリティとは?

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

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