問6 余計なことを言わせるな
中段 / 目安 25分
相談 凛(テックリード)
「AI に JSON を頼むと『はい、喜んで。以下が JSON です』と前置きが付くんです。パーサが死にます。JSON だけ、他は一文字も出させないでください」
ここまでの相談は、人が読む文章でした。今回はプログラムが読むデータです。
人が読む文章なら、前置きは無害どころか丁寧です。ですがプログラムは1文字目から JSON として解釈しようとするので、「はい、」の時点で失敗します。
AI が前置きを付けるのは、そう振る舞うよう作られているからです。黙らせるには明示的に禁止します。
プレーンテキスト
JSON だけを出力してください。
説明・前置き・後書きは一切書かないでください。
コードブロック記号(```)も付けないでください。3行とも別のものを禁止しています。「説明を書かないで」だけでは、コードブロックで囲まれることがあります。囲みは説明ではないので、別に止める必要があります。
もう1つ効くのが、形を1つ見せることです。
プレーンテキスト
次の形で出してください
{"name":"","phone":"","rank":""}キー名も、入れ子の深さも、これで決まります。言葉で「名前と電話とランクを持つオブジェクト」と説明するより短く、しかも正確です。問3のお手本と同じ考え方です。
完成条件
松田さんの会員申込みメモから、データを抜き出させてください。
プレーンテキスト
松田源蔵、電話は090-1234-5678、ゴールド希望とのこと返ってきた文章が次を満たせば合格です。
- そのまま JSON として読める
namephonerankの3つのキーを持つ- メモの値 (松田源蔵 / 090-1234-5678 / ゴールド) が入っている
- 前置き・後書き・コードブロック記号が付いていない
1文字でも余計なものが混ざったら落ちます。 人が読んで分かるかではなく、プログラムが読めるかで測ります。