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プロンプト道場 商店街AI相談所の10問
問6 余計なことを言わせるな

プロンプト道場 商店街AI相談所の10問

生成AI入門で学んだことを、商店街の住人たちの困りごとで試す演習専用コースです。解説はありません。相談と完成条件だけを読み、白紙からプロンプトを組み立てます。**コードは1行も書きません**。書くのはプロンプトだけで、AI から望みどおりの答えを引き出せたらクリアです。手が止まったときのために、方針・指定の仕方・部分解の3段階のヒントを各問に用意しています。分量の指定から始まり、箇条書き、お手本に揃える書き方、表での比較、手順への構造化、余計な前置きの抑制、観点を絞った要約、読者に合わせた書き分け、根拠のない話をさせない縛りを経て、最後は複数の制約を1つのプロンプトに束ねるところまで、10問で指示の出し方を一巡します。1問15分から45分、全10問で約4時間です。生成AI入門を終えて「なんとなく使えるが、思いどおりにはならない」と感じている方に向いています。

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商店街AI相談所
01. 問1 思い通りの長さで書かせろ15分
02. 問2 箇条書きで出させろ15分
03. 問3 お手本に揃えろ20分
04. 問4 表で比べさせろ20分
05. 問5 手順に刻ませろ25分
06. 問6 余計なことを言わせるな25分
07. 問7 観点を絞って要約させろ25分
08. 問8 相手に合わせて書き分けろ30分
09. 問9 知らないことを白状させろ30分
10. 問10 総合 商店街新聞を作れ45分

問6 余計なことを言わせるな

中段 / 目安 25分


相談 凛(テックリード)

「AI に JSON を頼むと『はい、喜んで。以下が JSON です』と前置きが付くんです。パーサが死にます。JSON だけ、他は一文字も出させないでください」


ここまでの相談は、人が読む文章でした。今回はプログラムが読むデータです。

人が読む文章なら、前置きは無害どころか丁寧です。ですがプログラムは1文字目から JSON として解釈しようとするので、「はい、」の時点で失敗します。

AI が前置きを付けるのは、そう振る舞うよう作られているからです。黙らせるには明示的に禁止します。

プレーンテキスト

JSON だけを出力してください。 説明・前置き・後書きは一切書かないでください。 コードブロック記号(```)も付けないでください。

3行とも別のものを禁止しています。「説明を書かないで」だけでは、コードブロックで囲まれることがあります。囲みは説明ではないので、別に止める必要があります。

もう1つ効くのが、形を1つ見せることです。

プレーンテキスト

次の形で出してください {"name":"","phone":"","rank":""}

キー名も、入れ子の深さも、これで決まります。言葉で「名前と電話とランクを持つオブジェクト」と説明するより短く、しかも正確です。問3のお手本と同じ考え方です。

完成条件

松田さんの会員申込みメモから、データを抜き出させてください。

プレーンテキスト

松田源蔵、電話は090-1234-5678、ゴールド希望とのこと

返ってきた文章が次を満たせば合格です。

  • そのまま JSON として読める
  • name phone rank の3つのキーを持つ
  • メモの値 (松田源蔵 / 090-1234-5678 / ゴールド) が入っている
  • 前置き・後書き・コードブロック記号が付いていない

1文字でも余計なものが混ざったら落ちます。 人が読んで分かるかではなく、プログラムが読めるかで測ります。

お題

会員申込みメモから、名前・電話・希望ランクを JSON で抜き出させてください。

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