問1 思い通りの長さで書かせろ
初段 / 目安 15分
商店街の集会所に「AI相談所」の看板が出ました。発案者はカメ師範です。
「近頃、みなAIを使い始めたが……思い通りに動かせず困っておる。お前さん、生成AI入門を修めたな。相談員を頼む」
この道場ではコードを1行も書きません。書くのはプロンプトだけです。住人の「こうしたい」を、AI から引き出せたらクリアです。
相談 陽葵(カフェ店長)
「開店3周年の挨拶文を AI に頼んだら、原稿用紙3枚出てきたの。店頭ポップに入るのは80〜120字なのに」
AI は、指定しなければ勝手に決めます。長さも、含める内容も、どこで使うのかも知らないまま書きます。
困りごとの正体は、AI が下手なことではありません。こちらが望みを言葉にしていないことです。
分量を伝えるときは、数字を出してください。
プレーンテキスト
80〜120字で書いてください「短めに」「簡潔に」では伝わりません。短いの基準が人と AI で違うからです。
入れてほしい要素も、並べて渡します。
プレーンテキスト
次の3つを入れてください
・3周年であること
・日ごろの感謝
・来店を促す一言そしてどこで使うのかを伝えます。店頭ポップだと分かれば、AI は硬い挨拶状ではなく、目に留まる文を選びます。用途は文体を決める手がかりです。
完成条件
陽葵さんの3周年の挨拶文を出させてください。返ってきた文章が次を満たせば合格です。
- 80〜120字である
- 「3周年」または「三周年」が入っている
- 「感謝」が入っている
- 来店を促す言葉(「お立ち寄り」「お待ちして」「ご来店」のいずれか)が入っている
- 前置き(「はい、」「以下が」)やコードブロック記号が付いていない
最後の条件に注意してください。AI は頼まれてもいない前置きを付けたがります。そのまま貼れる状態で受け取るのが、この相談の肝です。