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プロンプト道場 商店街AI相談所の10問
問3 お手本に揃えろ

プロンプト道場 商店街AI相談所の10問

生成AI入門で学んだことを、商店街の住人たちの困りごとで試す演習専用コースです。解説はありません。相談と完成条件だけを読み、白紙からプロンプトを組み立てます。**コードは1行も書きません**。書くのはプロンプトだけで、AI から望みどおりの答えを引き出せたらクリアです。手が止まったときのために、方針・指定の仕方・部分解の3段階のヒントを各問に用意しています。分量の指定から始まり、箇条書き、お手本に揃える書き方、表での比較、手順への構造化、余計な前置きの抑制、観点を絞った要約、読者に合わせた書き分け、根拠のない話をさせない縛りを経て、最後は複数の制約を1つのプロンプトに束ねるところまで、10問で指示の出し方を一巡します。1問15分から45分、全10問で約4時間です。生成AI入門を終えて「なんとなく使えるが、思いどおりにはならない」と感じている方に向いています。

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商店街AI相談所
01. 問1 思い通りの長さで書かせろ15分
02. 問2 箇条書きで出させろ15分
03. 問3 お手本に揃えろ20分
04. 問4 表で比べさせろ20分
05. 問5 手順に刻ませろ25分
06. 問6 余計なことを言わせるな25分
07. 問7 観点を絞って要約させろ25分
08. 問8 相手に合わせて書き分けろ30分
09. 問9 知らないことを白状させろ30分
10. 問10 総合 商店街新聞を作れ45分

問3 お手本に揃えろ

初段 / 目安 20分


相談 陽葵(カフェ店長)

「メニュー説明文、私が書いた2品はいい感じなの。でも AI に続き書かせたら別人の文章になっちゃって。この2つと同じ雰囲気で新作3品ぶん書かせて」


お手本(陽葵さんが書いた2件)

プレーンテキスト

深煎りブレンド。香ばしさとほろ苦さが朝の目覚めにちょうどよい一杯です。 季節のフルーツタルト。旬の果物をたっぷりのせて、その日の朝に焼き上げています。

ここまでの2問は、長さと形という数えられるものの指定でした。今回は雰囲気です。

雰囲気を言葉で説明するのは難しく、しかも伝わりません。「やさしい感じで」「親しみやすく」と書いても、AI が思う親しみやすさとこちらの想像はまず一致しません。

こういうときは説明せず、見せます。

プレーンテキスト

次の2つと同じ書き方で、新作3品の説明文を書いてください。 深煎りブレンド。香ばしさと…… 季節のフルーツタルト。旬の果物を……

お手本を渡すやり方を few-shot と呼びます。例を見せるほうが、口で説明するよりずっと正確に伝わります。

ただし例を貼るだけでは足りないこともあります。揃えたい点を言葉でも添えると精度が上がります。

プレーンテキスト

・商品名で始めて、句点で区切る ・です・ます で終える ・1件60〜90字

お手本を見れば分かるはずのことですが、AI は「どこを真似るのか」を取り違えます。長さを真似てほしいのか、語尾なのか、構成なのか。真似てほしい軸を名指しすると、ぶれが減ります。

完成条件

新作3品の説明文を出させてください。品名は自由です。返ってきた文章が次を満たせば合格です。

  • 3行ちょうどである
  • 全行が「。」で終わる
  • 全行が30〜50字である(お手本が35字と39字なので、その前後)
  • 全行に「。」が2つ以上ある(商品名で区切ってから説明する形)
  • 感嘆符や音符など、お手本に無い記号が入っていない
  • 前置きが付いていない

これは雰囲気そのものを測っているのではありません。お手本と揃っていれば必ず満たされる条件に置き換えています。逆に言えば、これを通らない文章はお手本と揃っていません。

お題

お手本2件と同じ書き味で、新作3品のメニュー説明文を出させてください。

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