問5 手順に刻ませろ
中段 / 目安 25分
相談 源三(電器店・引退)
「ワシの『真空管ラジオの直し方』、若いもんに伝えたいんじゃが、頭の中にしかなくての。この語りを、番号つきの作業手順にしてくれんか。注意事項は手順とは別枠でな」
語り(源三さんの音声起こし)
プレーンテキスト
まあ最初にな、コンセントは必ず抜く。当たり前じゃが、ここで死んだ奴を知っとる。
それからケースを開けるんじゃが、ネジは4本、下2本が長いから混ぜるなよ。
中を見たらまず真空管じゃ。ガラスが白う濁っとったらもう寿命じゃな。
あとコンデンサ、こいつは膨らんどったら即交換。液が漏れとることもある。
電源入れる前にテスターで導通を見る。これを飛ばして煙を出した奴も知っとる。
で、最後に音を確かめる。ノイズが乗るならアースを疑うんじゃ。ここまでは「無いものを作らせる」相談でした。今回は違います。すでにある情報を、別の形に組み直させる相談です。
語りには、手順と注意が混ざっています。しかも時系列が飛びます。「あとコンデンサ」は思い出した順で、作業の順ではありません。
こういうとき AI に頼めるのは、要約ではなく構造化です。
プレーンテキスト
次の語りを、番号つきの作業手順に整理してください。
・作業の順番に並べ直してください
・注意事項は手順に混ぜず、最後に別枠でまとめてください「並べ直す」と明示するのが要点です。言わないと、語られた順のまま番号だけ振られます。
注意事項の扱いも指定します。源三さんの語りで重いのは「コンセントを抜く」「テスターで導通を見る」で、これが手順の中に埋もれると読み飛ばされます。別枠に出すと決めておくと、目に入ります。
元の情報に無いことを足させないのも大切です。AI は親切心で「工具を用意しましょう」のような一般論を書き足します。源三さんの50年とは関係のない話です。
完成条件
語りを作業手順に組み直させてください。返ってきた文章が次を満たせば合格です。
- 「注意」という語が入っている(別枠の見出し)
1.から6.までの番号つき手順が6つある- 手順の1番目にコンセントの話が入っている
- 「テスター」が入っている
- 前置きが付いていない
番号が6つちょうどです。語りに無い手順を足しても、まとめて減らしても落ちます。