起動と最初の対話
どこで起動するかが全部を決める
Claude Code はターミナルから起動します。おこづかい帳を触りたいなら、おこづかい帳のあるフォルダに移動してから起動します。
プレーンテキスト
cd ~/projects/kakeibo
claudeこの 起動したフォルダのことを作業ディレクトリと呼びます。エージェントが読めるファイル、書けるファイルは、原則この中だけです。
ホームフォルダで起動すると、パソコン全体が作業対象になります。関係ないファイルまで探しに行くので遅く、事故ったときの被害も広がります。必要な範囲でいちばん狭いところで起動するのが原則です。
最初にやることは質問
起動したら、いきなり書き換えを頼まないでください。まず質問します。
プレーンテキスト
このプロジェクトのファイル構成を教えてください。まだ何も変更しないでください。返ってきた説明が自分の理解と合っているかを見ます。ここでズレていたら、そのまま頼んでも見当違いのコードが返ってきます。最初の1往復は答え合わせに使うと考えてください。
「まだ何も変更しないでください」を添えるのは大事です。これがないと、質問したつもりが親切心でファイルを直され始めることがあります。
会話は続いている
チャットと同じで、直前のやりとりは覚えています。
プレーンテキスト
あなた kakeibo.py の calcTotal は何をしていますか
AI 支出の金額を合計しています
あなた では、その関数に消費税を足してください2回目に「その関数」と書けるのは、1回目の話が残っているからです。長い依頼を一度に書かず、短い依頼を積み重ねるほうが、途中で軌道修正しやすくなります。
ただし会話が長くなると、古い話は薄れます。前提が変わったときは、面倒でも書き直してください。
終わり方
作業が終わったら、そのまま閉じても構いません。ただし変更されたファイルは残ります。エージェントを閉じても、書き換えは元に戻りません。
だから、次の回で扱う差分の確認が要ります。閉じる前に「何が変わったのか」を必ず見る癖をつけてください。
演習で確かめること
下の演習では、おこづかい帳の日付の表示を整える関数を直させます。起動直後にいきなり大改造を頼まない、という感覚を持ったまま、小さく1つだけ頼んでみてください。
完成条件
- 触ってよいのは kakeibo.py だけです
- 月と日の先頭のゼロは付けません
- formatDate 関数の戻り値で採点します