Webセキュリティ入門:HTTP・Cookie・脆弱性
Chrome DevToolsで通信を見る
この回でやること
Chrome DevToolsのNetworkタブで、自分のブラウザが何を送っているかを実物で確かめる方法です。
- 読む 約 5 分
- 最後にクイズ 1 問
このレッスンで学ぶこと
開発者ツールの Network タブは、自分のブラウザが何を送り何を受け取ったかを、そのまま並べて見せる場所です。ここまで用語で学んだものを、実物の画面で突き合わせます。
読み終えるころには、画面の裏で何が飛んでいるかを自分で確かめられます。
どこを見るか
開発者ツールの Network タブを開いた状態でページを操作すると、飛んだ要求が一覧で並びます。ひとつ選ぶと、次が読めます。
- 要求の1行目(メソッドとパス)
- 要求ヘッダー、返答ヘッダー
- 送ったボディ、返ってきたボディ
- 状態コードと、かかった時間
ここまでで学んだ用語が、そのまま画面の項目名として出てきます。教材の図ではなく実物なので、ここで一度突き合わせておきます。
見るときのこつ
要求は大量に飛ぶので、絞り込みが要ります。
- Fetch/XHR に絞ると、画面の裏で呼ばれているAPIだけが残る
- Preserve log を入れておくと、画面が切り替わっても消えない
- Disable cache を入れると、毎回サーバーまで取りに行く
ログイン、検索、送信のような操作を1回だけ行って、そのとき何が飛んだかを見ると分かりやすくなります。
画面の項目とAPIの項目は一致しない
画面に3つしか入力欄が無くても、送っているボディに10項目入っていることがあります。画面から想像せず、実物を見ます。
何のために見るのか
この講座では、次の目的で使います。
- どのAPIがどんな形で呼ばれているかを知る
- 送っている値の中に、変えられて困るものが無いかを探す
- 返答に、外へ出したくない情報が混ざっていないかを見る
自分のものだけを見る
開発者ツールを他人のサービスへ向けて調べ回らないでください。見るのは、自分が作ったもの、自分に許可があるものだけです。この講座で用意する演習環境は、そのために置いてあります。