Server Components

何も書かなければサーバー

App Router では、app/ の中に置いた部品は何も書かなければサーバーで動きます。これを Server Components と呼びます。特別な宣言も、特別な import も要りません。今まで書いてきた普通の関数のままです。

export default function ItemList() { const items = getItems(); return ( <ul> {items.map((item) => ( <li key={item.id}>{item.title}</li> ))} </ul> ); }

これで、商品を読む処理はサーバーで終わり、ブラウザには出来上がった HTML だけが届きます。

React実践の書き方と比べる

React実践では、同じことをするのに次のように書いていました。

const [items, setItems] = useState<Item[]>([]); useEffect(() => { setItems(getItems()); }, []);

最初は空の配列で1回描き、そのあと useEffect が動いて、もう一度描き直す。2度手間ですし、一瞬だけ空の一覧が見えます。サーバーで動く部品なら、この往復がまるごと要りません。空の状態を持たなくてよいのが、Server Components のいちばん分かりやすい効き目です。

サーバーで動く部品にできないこと

かわりに、使えなくなるものがあります。

  • useStateuseEffect などのフック
  • onClickonChange のようなイベントの受け取り
  • windowlocalStorage などブラウザだけにあるもの

どれもブラウザの中の話なので、サーバーには存在しません。これらが要る部品だけを、次のレッスンでブラウザ側に移します。

演習

一覧部品を、サーバーで動く形に書き直します。

ヒント

ItemList.tsx
data.ts
page.tsx
layout.tsx
プレビュー

できているか

  • 商品が4件並んでいる
  • 商品名が出ている
  • 価格の欄を4件ぶん出している
  • 価格が出ている
  • 一覧部品をサーバーのままにしている
  • useEffect の往復をやめている
  • 空の状態を持たずに済ませている
  • getItems の結果を直接使っている
  • 一覧ページもサーバーのままにしている