どこまでがReactか

覚え直しは、ほとんど要らない

Next.js を始めると聞くと、また一から覚え直すように感じます。実際には逆で、React実践で書いた部品はそのまま動きます。

そのまま使えるのは次のものです。

  • JSX の書き方
  • props と型
  • useStateuseEffect
  • 自分で作ったフック
  • map で一覧を並べる書き方

React実践で作った ItemCard を、ファイルごと components/ に置いて import すれば、そのまま表示されます。書き換えは要りません。

Next.js 固有のものはどこか

新しく覚えるのは、React が持っていなかった部分だけです。

  • フォルダの形が URL になること
  • layout.tsx page.tsx loading.tsx のような名前の決まり
  • どの部品をサーバーで動かすかの区別
  • next/linknext/image のような Next.js 専用の部品
  • metadata による title の指定

境界の見分け方は簡単です。import の行き先が react なら React の機能、next/ で始まっていれば Next.js の機能です。

この区別が効く場面

現場で「これは React の話か、Next.js の話か」が分かると、調べ方が変わります。useState の挙動で困ったら React のドキュメント、ページが表示されないなら Next.js のドキュメントです。エラーメッセージを検索するときも、この区別があるだけで当たりが早くなります。

演習

React実践で作った ItemCard を、Next.js のページから使います。

ヒント

layout.tsx
page.tsx
ItemCard.tsx
プレビュー

できているか

  • ItemCard が3つ並んでいる
  • 商品名が出ている
  • 価格が出ている
  • 既存の部品を import して使っている