Java Silver対策

受験と次のステップ

このレッスンを終えると、受験の申し込みから当日の動き方、そして合格した後にどこへ進むかまでを、自分の予定表に落とし込めるようになります。

申し込みまでの流れ

Java Silver は Oracle 認定資格なので、手続きは 2 つの窓口をまたぎます。順番は次のとおりです。

  1. Oracle の認定サイトでアカウントを作り、受験する試験番号を確認する
  2. ピアソン VUE のアカウントを作り、Oracle のアカウントと紐付ける
  3. 会場と日時を選んで予約し、支払いを済ませる

紐付けを飛ばすと、合格しても認定が自分のアカウントに反映されません。ここは必ず先に済ませてください。試験番号や受験料、出題数、合格ラインは改訂で変わることがあるため、申し込む直前に必ず Oracle の公式ページで最新の情報を確かめることをおすすめします。

予約は空きがあれば数日先でも取れますが、逆にいうと予約しない限り永遠に受けません。模試②で 8 割前後を安定して取れるようになったら、その日のうちに 2 週間から 3 週間先で予約してしまうのが結局いちばん早い道です。

会場受験とオンライン受験

テストセンターで受ける方法と、自宅などからオンラインで受ける方法があります。それぞれの向き不向きは次のとおりです。

  • テストセンター 機材と回線は会場任せで済み、当日のトラブルが少ない。写真付きの本人確認書類が必要
  • オンライン 移動が要らず日時の自由度が高い。一方で机の上を空にする、部屋を撮影して見せる、試験中に人が入ってこないようにするといった条件が厳しい

初めての受験なら、環境の不安を減らせるテストセンターを選ぶ人が多いです。

当日の 90 分をどう使うか

問題数を時間で割ると、1 問あたりおよそ 1 分半です。ここで大事なのは、全問を同じ速さで解こうとしないことです。次の進め方を目安にしてください。

  • 1 周目は、読んですぐ方針が見える問題だけを確実に取る。長いコードが出てきたら見直し用の印を付けて飛ばす
  • 2 周目で、印を付けた問題を落ち着いて追う。ここで初めて変数の値を紙に書き出して追跡する
  • 最後の 10 分は見直しに使う。特に「コンパイルエラーになる」の選択肢を選んだ問題は、本当にどの行が悪いのかをもう一度指させるか確認する

分からない問題でも空欄にはしません。減点方式ではないので、消去法で 2 択まで絞ったら必ずどちらかを選びます。このコースで繰り返してきた「まず選択肢を疑う」姿勢が、そのまま得点になります。

合格した後に進む道

合格したその日に、次の一手を決めておくと勢いが途切れません。代表的な進み方は 3 つあります。

  • Java Gold へ進む ジェネリクス、コレクション、ストリーム API、並行処理、モジュールなどが中心になります。Silver が言語仕様の細部だったのに対し、Gold は設計の意図まで問われます
  • フレームワークへ進む 業務で Java を使う現場の多くは Spring Boot を採用しています。DI、Web API、データベース連携まで一通り作れると、そのまま実務の話ができるようになります
  • 成果物を作る 資格は入口を広げますが、面接で見られるのは動くものです。小さくてよいので、自分で仕様を決めた Web アプリを 1 本仕上げておくと強い材料になります

順番に迷ったら、Gold を後回しにしてでも先に成果物を作ることをおすすめします。Silver で身に付けた「仕様のとおりに読む力」は、フレームワークの分厚いドキュメントを読むときにそのまま効きます。

最後に

この試験の合否を分けるのは、知識の量ではなく、コードを自分の思い込みではなく仕様のとおりに読めるかどうかです。ここまで模試 2 回と直前チェックまで解いてきた時点で、その読み方はすでに身に付いています。あとは予約の日を決めるだけです。落ち着いて 90 分を使い切ってきてください。

生田 陸人
ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア
編集 LuaGate編集部