目次9項目
「現役エンジニアが教えます」と書いてあるスクールは多いです。
ただ、腕のあるエンジニアほど、教える側には来ません。これは人格の話ではなく、報酬と時間の計算をすると、そうなるという話です。
うちもスクールをやっている側なので、この構造からは逃げられません。だから、どう扱っているかまで書きます。
現場に残るほうが、合理的です
エンジニアの仕事は、まとまった時間があるほど質が上がります。
設計を考えて、コードを書いて、動かして、直す。この流れは分断に弱いです。1時間の細切れを8回もらうより、8時間まとめてもらったほうが、出せるものが全然違います。
授業は、ここに真正面からぶつかります。曜日と時間が固定で、毎週抜けます。前後の準備も要ります。稼働が分断されるコストは、拘束されている時間よりずっと大きい。
報酬でこれを埋めようとすると、かなりの額が要ります。そして、その額を出せるスクールはあまり多くありません。
結果として、教える仕事は「現場の第一線から少し離れた人」に寄ります。 これは誰かが悪いわけではなく、価格と時間の計算がそうさせています。
「現役エンジニア」の中身を確かめてください
だから「現役エンジニアが教えます」という一文は、それだけでは何も保証していません。確かめる余地が3つあります。
1. いつまで現役だったのか
「現役」の定義を聞いてください。 今日も開発しているのか、数年前まで開発していたのか。どちらも「現役エンジニア」と書けてしまいます。
古い経験が無価値だとは思いません。ただ、AIまわりのように前提が数ヶ月で入れ替わる領域だと、2年前の現役は別の話になります。
2. その人が、自分の授業を担当するのか
サイトに出ている経歴の持ち主と、実際に自分を見る人が同じとは限りません。「この人が私の質問に答えるんですか」と聞いてください。
3. 誰が講師を選んでいるのか
ここがいちばん効きます。技術が分かる人が選んでいるのか、それとも採用の担当者が経歴書だけで選んでいるのか。
経歴書で選ぶと、肩書きは立派で説明が下手な人が通ります。逆もあります。判定する側に技術が無いと、この事故は防げません。
うちがどうしているか
うちはシステムの受託開発をしている会社です。教育専業ではありません。日常的にコードを書いている人間が、社内にいます。
そのうえで、全部を現役エンジニアで埋めようとはしていません。
うちの講師は、2種類に分かれています。
- 1000人以上を教えてきた「教えるプロ」※講師個人の過去実績です。ゆめさくエンジニアの受講生の数ではありません。
- 今日も開発の現場にいる「現場の人」
この2つは、得意なことが違います。
教えるプロは、分からない人がどこで詰まるかを知っています。「分かった」と「できる」の差が何なのか、言葉で説明できます。現場の人は、18ヶ月後に受講生が入っていく場所の実際を知っています。リモートで何が求められるか、報告をどう書くと通るか。
片方だけで組むと、必ず穴が空きます。 現役だけで固めると、教え方が属人的になります。教えるプロだけで固めると、現場の話が古くなります。
だから分けています。これは妥協ではなく、設計です。
講師本人の話を読んでください
私が「良い講師です」と書いても、それは運営の言い分にしかなりません。
だから、講師のインタビューをそのまま出しています。編集で短くしたダイジェストではなく、質問と回答をそのまま載せています。
読むとき、こういう箇所を見てもらえると分かりやすいと思います。
- 自分が詰まった経験を覚えているか。 専門用語で説明されて頭に入らなかった時期を、自分が通っているかどうか
- 「なぜこう書くのか」を話せるか。 作って納品して終わりではなく、そのあと何年も動くものを見てきたかどうか
- 教えないで待つのか、手を動かさせるのか。 説明を聞くだけでは身につかない、と言い切れるかどうか
この3つは、経歴書には出てきません。話を聞かないと分かりません。
腕のある人が教える側に来る理由も、あります
ここまで構造の話ばかり書きましたが、それでも教える側に立つ人はいます。
理由は人によって違いますが、共通しているのは、自分が通ってきた道を覚えていることだと思います。分からなかった時期のことを覚えている人は、教えることに意味を見つけやすい。
報酬と時間の計算だけでは、ここは説明できません。実際にうちで教えている人たちが何を考えているかは、本人の言葉のほうが正確です。
確かめてから決めてください
スクールを選ぶときに、講師の話を聞かせてもらえないなら、それ自体が答えです。
うちには無料で触れる教材があります。教材を見れば、誰がどういう考えで作ったかは、だいたい伝わります。
更新履歴 2026-09-13 公開
※筆者は「ゆめさくエンジニア」の運営代表です。この記事は、特定のスクールの講師体制について書いたものではありません。
個別カウンセリング
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- 自分の生活 (仕事・家庭) で学習時間を確保できるか
- どの職種を目指すのがよさそうか
- 他社と迷っている
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無料体験授業と個別カウンセリングの中身と申し込み方を読むゆめさく研究所は、プログラミングスクール「ゆめさくエンジニア」の運営側が書いているメディアです。











