目次6項目
先に、数字の話をしておきます。
9.9割というのは、測って出した数字ではありません。 うちが統計を取ったわけでも、どこかの調査を引いたわけでもない。カウンセリングで独学の経験を聞いてきて、続いていた人がほとんどいなかった、という体感です。そこは正直に書きます。
そのうえで、なぜそうなるのかは説明できます。原因は頭の良さではありません。
折れるのは、夜中の3時間です
独学でつまずく場面は、だいたい同じ形をしています。
平日の夜、仕事から帰ってきて机に向かう。エラーが出る。検索する。出てきた記事を試す。直らない。別の記事を試す。直らない。気づくと3時間経っていて、コードは朝と同じ場所にあります。
ここで手が止まります。聞ける相手がいないからです。
エラー文をコピーして、送信先を開いて、そこで気づく。送る先がない。 SNSに書いても返ってくるとは限らないし、返ってきた答えが正しいかを判定する材料を、まだ持っていません。
持ち越した詰まりが、翌日の入口を塞ぎます
ここからが本題です。1日詰まっただけなら、誰でもあります。
問題は、解けていない詰まりが、次の日の入口に置かれたままになることです。
昨日の続きから始められません。机に向かうと、まず昨日の壁が正面にあります。学習を再開するコストが、日ごとに上がっていきます。 3日目にはアプリを開くのが重くなり、1週間空くと、そこで終わります。
これは意志の弱さではなく、順番の問題です。詰まりを当日中に流せるかどうかだけで、続くかどうかが決まります。
そして「自分の頭が悪い」に変換されます
いちばん厄介なのはここです。
止まった原因は環境側にあります。聞く先がなかった、判定できなかった、それだけです。でも本人の中では別のものに変換されます。
「自分には向いていなかった」 です。
うちのカウンセリングでも、ここに着地している方が本当に多い。環境のせいにできる人のほうが、実は少数派です。 自分を疑うほうが先に来ます。
一度この結論を出すと、次に始めるときのハードルが上がります。独学の本当のコストは、使った時間ではなく、「自分は無理だった」という結論を持ち帰ってしまうことだと思っています。
残りの0.1割は、どういう人か
続く人もいます。うちに来ずに、独学のまま現場に行った人を何人か知っています。
共通しているのは才能ではなく、聞ける人がいたことでした。職場に詳しい先輩がいた、友人がエンジニアだった、勉強会で顔を覚えてもらっていた。形はいろいろですが、詰まりを当日中に投げられる先を持っていました。
もうひとつ、作りたいものが具体的にあった人も続いています。趣味のデータを集計したい、同人の在庫管理を楽にしたい。目的があると、詰まりが「自分の能力の問題」ではなく「目的までの障害物」に見えます。この視点の差はかなり大きいです。
だから、独学を勧めることもあります
うちはスクールをやっている側ですが、全員に来てくださいとは言いません。
上の2つを持っている方には、独学を勧めます。 聞ける人がいて、作りたいものがあるなら、お金を払う必要はありません。教材は無料で良いものがたくさんあります。うちの学習ポータルも、無料で開いている範囲があります。
逆に、どちらも無いまま独学を始めるのは、あまりお勧めしません。続く仕組みが入っていないからです。
うちがやっているのは、詰まりを当日中に流すことです
スクールがやっていることを一言で言うなら、教えることではなく、詰まりを持ち越させないことです。
だから質問の回数に上限を置いていません。1日15分までのような制限をかけた瞬間に、上で書いた「持ち越し」が発生します。それは学習の入口を塞ぐので、制限で守れるコストより、失うもののほうが大きいと考えています。
ここは正直に言うと、うちの規模だから成立している面もあります。受講生が増えれば同じ構造の圧力はかかります。そのとき制限を入れるのではなく、答える側を増やす形で持たせるつもりです。
技術を教えることは、正直どこでもできます。続く形を用意できるかどうかが、お金を取る側の仕事だと思っています。
個別カウンセリング
受講を決める前に、オンラインで60分、人に相談できます。無料で、希望した人だけが予約する形です。
たとえば次のような相談です。
- 自分の生活 (仕事・家庭) で学習時間を確保できるか
- どの職種を目指すのがよさそうか
- 他社と迷っている
状況を聞いたうえで、ほかのスクールのほうが合うと思えば、そう伝えます。
無料体験授業と個別カウンセリングの中身と申し込み方を読むゆめさく研究所は、プログラミングスクール「ゆめさくエンジニア」の運営側が書いているメディアです。











