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レコードとは?

読み方:レコード

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

テーブルに入っている 1 件分のデータのまとまり。列ごとに決めたと制約に沿って値が並び、SQL の検索や更新はこの単位で行や件数を数えます。

もう少し詳しく

どういうものか

レコードは、テーブルの横 1 行分のデータである。users テーブルに id name email created_at という列があるなら、「id が 42、name が 佐藤、email が sato@example.com、登録日が 2026-04-01」という 1 人分のまとまりが 1 レコードにあたる。

行 (row) と呼ばれることも多く、SQL の文脈ではほぼ同義で使われる。厳密には、行が表の物理的な 1 行を指すのに対し、レコードは意味のある 1 件のデータという捉え方をする。

なぜ必要か

データベースの操作は、ほぼすべてがレコード単位で成立している。INSERT は 1 件を足し、DELETE は条件に合う件を消し、UPDATE は条件に合う件の列を書き換える。SELECT が返すのも条件に合ったレコードの集まりである。

そして各レコードは主キーで一意に識別される。主キーがあるからこそ「この 1 件だけ更新する」が言えるし、他のテーブルから外部キーで指せる。

具体例

-- 1 レコード追加する INSERT INTO users (name, email) VALUES ('佐藤', 'sato@example.com'); -- 条件に合うレコードを取り出す SELECT id, name, created_at FROM users WHERE created_at >= '2026-04-01'; -- 主キーで 1 件だけ更新する UPDATE users SET email = 'sato.new@example.com' WHERE id = 42; -- 件数を数える (レコード数を数えている) SELECT COUNT(*) FROM users;

つまずきやすいところ

WHERE を付け忘れた UPDATEDELETE が最も多い事故である。DELETE FROM users; はテーブルの全レコードを消す。実行前に同じ条件で SELECT を打ち、消えるはずの件数を確かめてから走らせる習慣が効く。

もう 1 つ、レコードが「1 件」であることと、画面上の 1 件が一致しない場合がある。JOIN を挟むと、注文 1 件が明細の数だけ行として返る。件数を数えるときに COUNT(*) ではなく COUNT(DISTINCT orders.id) が必要になるのはこの状況である。

似た用語との違い

指すもの
レコード / 行テーブルの横 1 件分のデータ
カラム / 列縦方向の項目。名前と型を持つ
フィールド1 レコードの中の 1 項目。行と列の交点
テーブルレコードの集まり


なお、プログラミング言語側にも「レコード型」という語がある。TypeScript の Record や Java の record はデータベースのレコードとは別の概念なので、検索するときは文脈を確かめる。

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

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