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プログラミング初級図解あり

とは?

読み方:かた

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

値が数値なのか文字列なのかを示す分類。同じ記号でも型によって足し算と連結に分かれるため、バグの原因を追うときの最初の確認点になります。

30秒図解

型付けは検査時期と暗黙変換の2軸で整理する例があり、Pythonでは文字列と数値の加算がエラー、JavaScriptでは連結になる
検査時期と暗黙変換を分けて見る、一般的な整理の一例

もう少し詳しく

どういうものか

型は、プログラムが扱う値の種類を表す分類です。整数、小数、文字列、真偽値、配列オブジェクトといった区分がそれにあたります。値そのものに種類の札が付いていると考えると分かりやすく、その札を見て言語は「この値に何をしてよいか」を決めます。

10"10" は画面上は同じに見えますが、前者は数値で計算に使え、後者は文字列で連結や検索に使えます。同じ演算子でも、渡された値の型が違えば結果が変わります。

なぜ必要か

型が無ければ、言語は "りんご" - 3 のような無意味な計算を止められません。型があることで、実行前 (あるいは実行時) に「その操作はできない」と教えてもらえます。

もう1つは読み手にとっての意味です。関数引数int だと分かれば、呼び出す側は数を渡せばよいと即座に判断できます。型注釈は、その関数を将来使う人への短い説明書として働きます。

具体例

age = 28 # int height = 172.5 # float name = "田中" # str is_member = True # bool scores = [80, 95, 60] # list print(type(age)) # <class 'int'> print(age + 2) # 30 print(name + "さん") # 田中さん # 型が合わないと実行時に止まる # print(name + age) # TypeError # 型注釈を付けると、意図が読み手にも道具にも伝わる def total(prices: list[int]) -> int: return sum(prices)

つまずきやすいところ

入力から受け取った値は、見た目が数字でも文字列です。input()HTML のフォーム、JSON の値をそのまま計算に使うと、意図しない連結やエラーになります。数として扱うなら int()Number() で明示的に変換する必要があります。

JavaScript の暗黙変換も事故のもとです。"5" + 3"53" になり、"5" - 32 になります。加算だけ文字列連結が優先されるため、片方だけ変換し忘れると数字の並んだ文字列が静かに育ちます。

似た用語との違い

分類型を決めるタイミング代表例
静的型付けコンパイル時Java, TypeScript, Go
動的型付け実行時Python, JavaScript, Ruby
強い型付け暗黙変換をほぼしないPython
弱い型付け暗黙変換を積極的にするJavaScript


静的か動的かは「いつ検査するか」、強いか弱いかは「どこまで勝手に変換するか」の話で、別の軸です。Python は動的だが強い型付け、という組み合わせになります。

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