教材ライブラリ

授業で使うスライド、触って動かせる図解、レッスンの導入スライドをまとめています。 左のリストで絞り込むか、キーワードで検索してください。

6 件(合計 42 枚)

7 枚

日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

あの0.5秒で、通信は世界を往復している

検索ボタンを押してから画面が出るまで、体感では一瞬です。その一瞬のあいだに、手元の端末は何度も外とやり取りを終えています。

止まって見えるのは、速すぎて見えないだけです。

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考えてみよう外しても進めます

URL を打って Enter を押したあと、いちばん最初に起きることは?

当ててから次の枚で確かめると、答えが記憶に残ります。

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日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

まず住所を調べに行く

名前から住所を引く手順です。上から順に、担当者をたらい回しにされます。

  • 一発で分かるのではなく、5 段ほど聞いて回っている
  • 2 回目からは手前に答えが残っているので、その手間が消える

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日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

その住所まで手紙を運ぶ

住所が分かっても直通ではありません。中継を何台も乗り継いで届きます。

  • 手元とサーバのあいだに、名前も知らない機械が何台も挟まっている
  • 1 台ごとにわずかな時間が乗る。距離より、乗り継ぎの回数が効く

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日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

返ってくるのは、組み立て説明書

サーバから届くのは画面の写真ではなく、文字で書かれた組み立て手順です。それを読んで画面を組み立てるのは、手元のブラウザの仕事です。

同じ手順書でも、スマホとパソコンで見え方が変わるのはこのためです。

この文字の並びが、あの画面になります。

<h1>検索結果</h1> <ul><li>...</li></ul>

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日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

遅いサイトは、どこかで待たされている

表示が遅いとき、詰まっているのは必ずどこか一か所です。住所を引くところ、運ぶところ、組み立てるところ。この3つのどれかが重くなっています。

「回線が遅い」で片付けていたものに、名前が付きます。

どこが重いか起きて見えること
運ぶところしばらく真っ白のまま
組み立てるところ文字だけ先に出て、絵が後から

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日常の裏側 - ググった0.5秒の裏側

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

「既読」は誰がつけているのか

既読がつくと、相手が読んだ合図だと思ってしまいます。でも実際につけているのは、相手の指ではありません。

つけているのは、相手の端末です。

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考えてみよう外しても進めます

通知から開いてすぐ閉じたとき、なぜ既読になる?

当ててから次の枚で確かめると、答えが記憶に残ります。

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

メッセージは一度、預けられている

送信を押しても、相手の端末に直接飛ぶわけではありません。いったんサービス側に預けられ、相手の端末が取りに来るのを待ちます。

相手が電源を切っていても送信できるのは、預け先があるからです。

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

端末が「受け取りました」を返している

相手の端末がメッセージを取り出してトーク画面に並べたとき、預け先へ短い合図が返ります。その合図があなたの画面で既読になります。

既読は「読んだ」ではなく「届いて開いた」の合図です。

分かること分からないこと
端末に届いた本人が見たか
画面に出た内容を理解したか

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

機内モードで開いても、あとで既読になる

電波を切って開けば、その場では合図を返せません。ただし合図が消えるわけではなく、次につながった時にまとめて送られます。

先延ばしにはできても、無かったことにはできません。

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

仕組みを知ると、気疲れが減る

既読がついたのに返事が来ない。そこに意味を読み取ろうとすると疲れます。合図を返したのは端末で、返事を書くかどうかは、その後の別の話です。

仕組みを1つ知るだけで、抱え込まなくていいものが減ります。

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日常の裏側 - LINEの「既読」がつく仕組み

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

Wi-Fiのパスワード、何のため?

他人にただ乗りされないため。多くの人がそう思っています。半分は合っていますが、本当の役割はもう1つあります。

守っているのは回線ではなく、空中を飛んでいる中身です。

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考えてみよう外しても進めます

Wi-Fi のパスワードが持っているもう1つの役割は?

当ててから次の枚で確かめると、答えが記憶に残ります。

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

電波は、まわりの誰の機械にも届いている

有線なら線をつないだ機械にしか届きません。無線は違います。飛ばした電波は、隣の部屋にも、道路にも、届く範囲すべてに届いています。

届かせない、という選択肢がそもそもありません。

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

だから、中身に鍵をかけてから飛ばす

届いてしまうのは前提にして、中身を読めなくします。同じ合言葉を知っている機械だけが元に戻せる形にしてから、電波に乗せています。

パスワードは入口の鍵であり、同時に中身の鍵でもあります。

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

鍵なしのWi-Fiで、それでも守られるもの

パスワードなしで入れる Wi-Fi では、この鍵がかかりません。ただし通信そのものにも、もう1枚の鍵があります。

  • https の s は、サイトとの間で中身に鍵がかかっているしるし
  • Wi-Fi 側が素通しでも、この鍵があれば中身までは読まれない

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

外で使うなら、見るものを選ぶ

鍵なしの Wi-Fi が絶対にだめ、ではありません。中身の鍵がかかっているかどうかで、危なさが変わります。

危ないから使わない、ではなく、何に使うかで分ける。

外の鍵なしWi-Fiでどうか
地図やニュースを見る実害は出にくい
ログインや決済をする後回しにする

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日常の裏側 - Wi-Fiのパスワードは何を守っているのか

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日常の裏側 - 「このサイトは危険です」の正体

あの赤い警告、何を見て出ている?

全画面に出る警告を見ると、危ないサイトを踏んでしまったように感じます。でもブラウザは、そのサイトの中身を調べたわけではありません。

見ているのは、差し出された身分証だけです。

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考えてみよう外しても進めます

警告を出すとき、ブラウザが確かめているのは?

当ててから次の枚で確かめると、答えが記憶に残ります。

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日常の裏側 - 「このサイトは危険です」の正体

サイトは、身分証を差し出している

https でつながるとき、サイトは名乗りとセットで証明書を出します。ブラウザはそれを受け取って、名乗りどおりの相手かを確かめてから中身をやり取りします。

この確認が通って初めて、通信に鍵がかかります。

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日常の裏側 - 「このサイトは危険です」の正体

身分証には、発行元がいる

証明書には、誰でも使える南京錠が入っています。それを開けられる鍵を持っているのは、そのサイトだけです。

  • 南京錠は配ってよい。配れないのは、開けるほうの鍵
  • その南京錠が本当にそのサイトのものだと、第三者が保証している

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日常の裏側 - 「このサイトは危険です」の正体

期限切れや名義違いでも、同じ警告になる

警告の理由はいくつもありますが、画面はほぼ同じです。攻撃されている場合もあれば、更新を忘れているだけの場合もあります。

同じ赤い画面でも、後ろにあるものは違います。

警告の理由中身
期限切れ更新を忘れているだけのことが多い
名義違い証明書の宛名とURLが食い違っている

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日常の裏側 - 「このサイトは危険です」の正体

無視していい時と、絶対だめな時

自宅のルーターやプリンタの設定画面のように、相手がはっきりしている機械なら通ってかまいません。判断が必要なのは、そこから先です。

迷ったら、パスワードやカード番号を打つ画面かどうかで決める。

場面どうするか
自宅の機器の設定画面進んでよい
ログイン・決済の画面絶対に進まない

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日常の裏側 - パスワードはどう盗まれるのか

パスワードが盗まれる、本当の経路

暗い画面で文字がすごい速さで流れて、いつか当たる。映画で見るあの光景は、実際にはほとんど起きていません。

破られているのではなく、他所から漏れたものを試されています。

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考えてみよう外しても進めます

実際に多いのは、次のどれ?

当ててから次の枚で確かめると、答えが記憶に残ります。

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日常の裏側 - パスワードはどう盗まれるのか

そもそも、保管側は原文を持っていない

まともなサービスは、パスワードをそのまま保存しません。決まった計算で数字に変えてから、その数字だけを持ちます。

  • 同じ文字を入れれば必ず同じ数字になる。だから照合はできる
  • 数字から元の文字には戻せない。だから預ける側も中身を知らない

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日常の裏側 - パスワードはどう盗まれるのか

漏れるのは、どこか別のサービスから

変換せずそのまま保存していたところが破られると、文字のまま外に出ます。そうして集まったメールアドレスとパスワードの一覧が、まとめて出回っています。

自分が気をつけていても、預けた先が漏らすことがあります。

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日常の裏側 - パスワードはどう盗まれるのか

同じものを使い回すと、連鎖する

出回った一覧を、別のサービスの入口で片端から試されます。使い回していれば、1か所漏れただけで、そこも通ってしまいます。

被害の大きさを決めているのは、強さより使い回しです。

1か所漏れたとき起きること
使い回している他のサービスも次々開く
全部違う被害はその1か所で止まる

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日常の裏側 - パスワードはどう盗まれるのか

長さと、使い回さないこと。この2つ

記号を混ぜて覚えられなくするより、長くするほうが効きます。そして何より、同じものを別の場所で使わないことです。

全部を覚えるのは無理なので、そこは道具に任せて構いません。

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