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Linuxネットワーク
ネットワーク情報の確認

Linuxネットワーク

ネットワーク基礎、SSH、curl、scp、rsync、環境変数を学び、Linux環境の接続・転送・設定を自分で確認できるようにします。

1
ネットワークとSSH接続
01. ネットワークの基礎知識5分
02. ping で接続確認5分
03. curl で HTTP リクエスト5分
04. ネットワーク情報の確認5分
05. リモート接続 SSH5分
06. scp でファイル転送5分
07. rsync で効率的に同期5分
08. ネットワークチェック5分
2
環境変数とシェルのカスタマイズ
01. 環境変数とは5分
02. 環境変数の確認と設定5分
03. シェル設定ファイル5分
04. エイリアスで効率化5分
05. PATH を理解する5分
06. 環境設定チェック5分

ネットワーク情報の確認

8080 番には、すでに誰かが座っている

アプリを起動したら address already in use で落ちた、という場面はよくあります。前回のプロセスが生き残っているのか、別のツールが同じ番号を使っているのか、画面からは分かりません。

こういうときに使うのが ss です。いまサーバーとして待ち受けているポートと、それを掴んでいるプロセスを一息で出してくれます。

ターミナル

ss -tlnp
# Netid State  Local Address:Port  Process
# tcp   LISTEN       0.0.0.0:8080   users:(("node",pid=1234,fd=20))
# tcp   LISTEN       0.0.0.0:22     users:(("sshd",pid=789,fd=3))

8080 の行に node と pid=1234 が出ています。犯人はこれです。あとは番号を控えて終了させれば、ポートが空きます。

付けている 4 文字にはそれぞれ意味があります。

文字意味
-tTCP だけを見る
-l待ち受け中のものだけを見る
-n名前に直さず番号のまま出す
-p掴んでいるプロセスを出す

番号が分かっているなら、1 行に絞れます。

ターミナル

ss -tlnp | grep 8080

-p はプロセス名を出すために管理者権限が要ることがあるので、空欄なら sudo を付けて打ち直してください。

待ち受けてはいるが、外から入れない

ss で 0.0.0.0:8080 と出ていれば、どの経路からの接続も受け付けます。ところが 127.0.0.1:8080 と出ている場合は、そのマシンの中からしか繋がりません。ローカルでは動くのに同僚から見えない、という相談の多くはこれです。アプリ側の待ち受けアドレス設定を直す話であって、ファイアウォールをいじる話ではありません。

自分の IP が分からないと、繋いでもらえない

逆に「そちらの IP を教えてください」と言われる側になることもあります。ネットワークカードと、そこに割り当てられたアドレスを見るのが ip です。

ターミナル

ip a show eth0
# 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500
#     inet 10.0.0.5/24 scope global eth0

inet で始まる行が IPv4 のアドレスです。/24 はネットワークの区切りを表す表記で、この場合 10.0.0.x が同じ区画にいます。UP が付いていなければ、そのカードはそもそも無効です。

カード名は環境で変わります。クラウドの仮想マシンでは ens3 や enp0s3 のこともあるので、名前を指定せずに一覧を出してから絞り込むのが確実です。

古い記事では ifconfig や netstat が出てきますが、いまの Linux では標準で入っていないことが多く、ip と ss に置き換わっています。読むぶんには構いませんが、自分が打つときは新しい方を使ってください。

課題

  1. ip -o addr show lo を使う
  2. 出力に lo が含まれるか確認する
  3. 出力に inet が含まれるか確認する

ヒント

ip a でインターフェイス一覧が見える

head -5 で最初の 5 行に絞る

パイプで繋ぐ

script.sh
script.sh
エディタを読み込んでいます
ターミナル出力