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Linuxネットワーク
環境変数の確認と設定

Linuxネットワーク

ネットワーク基礎、SSH、curl、scp、rsync、環境変数を学び、Linux環境の接続・転送・設定を自分で確認できるようにします。

1
ネットワークとSSH接続
01. ネットワークの基礎知識5分
02. ping で接続確認5分
03. curl で HTTP リクエスト5分
04. ネットワーク情報の確認5分
05. リモート接続 SSH5分
06. scp でファイル転送5分
07. rsync で効率的に同期5分
08. ネットワークチェック5分
2
環境変数とシェルのカスタマイズ
01. 環境変数とは5分
02. 環境変数の確認と設定5分
03. シェル設定ファイル5分
04. エイリアスで効率化5分
05. PATH を理解する5分
06. 環境設定チェック5分

環境変数の確認と設定

「設定したはず」は、だいたい入っていない

本番だけアプリが落ちる。特定の実行環境でだけテストが通らない。原因を探すと、ほとんどが環境変数の入れ忘れか、名前の打ち間違いです。

ここで大事なのは、想像ではなくいま実際に何が入っているかを見ることです。値をひとつ確かめるコマンドが printenv です。

ターミナル

printenv NODE_ENV
# production

何も表示されずに終わったら、その名前の環境変数は存在しません。空文字が入っているのか、そもそも無いのかは区別しにくいので、まずは「出るか出ないか」で判定してください。

名前をうろ覚えなら、一覧から絞り込みます。

ターミナル

printenv | grep -i node
# NODE_ENV=production
# NODE_OPTIONS=--max-old-space-size=2048

printenv を引数なしで打つと、いま渡されている環境変数が全部並びます。数が多いので grep と組み合わせるのが実用的です。

その 1 回だけ、値を差し替えて試す

本番と同じ設定で動かしたい、でも今の画面の設定は壊したくない、という場面があります。コマンドの前に 名前=値 を書くと、その実行のあいだだけその値が渡ります。

ターミナル

NODE_ENV=production printenv NODE_ENV
# production

printenv NODE_ENV
# development

2 回目の出力が元に戻っているところが要点です。この書き方なら、設定を戻し忘れて次の作業を汚す心配がありません。

切り分けにも使えます。設定が原因かどうかを疑ったら、その 1 回だけ値を変えて動かし、結果が変わるかを見ます。変わるなら設定の話、変わらないならコードの話だと分かり、探す範囲が一気に狭まります。

続けて使いたい値は export で置き、要らなくなったら unset で消します。

ターミナル

export EDITOR=vim
unset EDITOR

無いなら、動き出す前に止める

いちばん困るのは、環境変数が空のまま処理が半分だけ進むことです。接続先が空文字のまま動いて、意味の分からないエラーを後から出します。

そこで、値が無いときの振る舞いを書いておきます。省略していいものには既定値を与え、無いと困るものはその場で止めます。

ターミナル

echo ${PORT:-3000}
# PORT が未設定なら 3000 を使う

echo ${DATABASE_URL:?未設定です}
# DATABASE_URL が未設定ならメッセージを出して終了する

:- が既定値、:? が必須チェックです。起動用のコマンドの先頭にこの 2 つを並べておくと、設定漏れがその場で分かり、原因を追う時間がまるごと消えます。

もうひとつ、値に空白が入るときはダブルクオートで囲んでください。囲まないと空白の位置で切り離され、別々の引数として渡ってしまいます。

課題

  1. export を使って MESSAGE を定義する
  2. bash -c でサブシェルを起動し、その中で echo $MESSAGE を実行する

ヒント

export VAR=value で環境変数化

bash -c '...' でサブシェルを起動

サブシェル内でも $VAR で展開できる

script.sh
script.sh
エディタを読み込んでいます
ターミナル出力