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Linuxネットワーク
curl で HTTP リクエスト

Linuxネットワーク

ネットワーク基礎、SSH、curl、scp、rsync、環境変数を学び、Linux環境の接続・転送・設定を自分で確認できるようにします。

1
ネットワークとSSH接続
01. ネットワークの基礎知識5分
02. ping で接続確認5分
03. curl で HTTP リクエスト5分
04. ネットワーク情報の確認5分
05. リモート接続 SSH5分
06. scp でファイル転送5分
07. rsync で効率的に同期5分
08. ネットワークチェック5分
2
環境変数とシェルのカスタマイズ
01. 環境変数とは5分
02. 環境変数の確認と設定5分
03. シェル設定ファイル5分
04. エイリアスで効率化5分
05. PATH を理解する5分
06. 環境設定チェック5分

curl で HTTP リクエスト

サーバーの中には、ブラウザが無い

手元なら、URL をブラウザに貼れば動いているか分かります。ところが SSH でログインした本番サーバーには画面がありません。ログを読んでも「リクエストが来ていない」としか書いておらず、来ていないのか、来たけど落としたのかが分かりません。

curl は、ターミナルから HTTP リクエストを 1 本投げて返事をそのまま見せてくれるコマンドです。ブラウザの代わりに使えるうえ、どのヘッダを送ってどんな返事が来たかを全部見られます。

ターミナル

curl http://localhost:8080/health
# {"status":"ok","uptime":1284}

オプションを付けなければ、返ってきた本文をそのまま画面に流します。JSON でも HTML でも同じです。

まず本文を捨てて、番号だけ見る

障害対応で最初に知りたいのは中身ではなく「何番が返るか」です。-I を付けると本文を要求せず、ヘッダだけ受け取れます。

ターミナル

curl -I http://localhost:8080/health
# HTTP/1.1 200 OK
# content-type: application/json

200 なら正常、301 や 302 ならどこかへ転送されている、404 なら経路の設定違い、5xx ならアプリの中で落ちています。1 行目を見るだけで、次に読むログが決まります。

送る側を変えたいときは、-H でヘッダを足し、-d で本文を渡します。-d を書くと自動的に POST になります。

ターミナル

curl -H 'Content-Type: application/json' \
  -d '{"title":"test","done":false}' \
  http://localhost:8080/api/todos

つながらない理由は -v が全部書いてある

返事が返らないとき、どこで止まったのかを教えてくれるのが -v です。

ターミナル

curl -v https://example.com
# *   Trying 203.0.113.10:443...
# * Connected to example.com (203.0.113.10) port 443
# * SSL connection using TLSv1.3
# > GET / HTTP/2
# > Host: example.com
# < HTTP/2 200

* で始まる行が curl 自身の作業ログ、> が送ったもの、< が返ってきたものです。Trying の IP が想定と違えば名前解決の問題、SSL の行で止まれば証明書の問題、> まで進んで返事が無ければサーバー側の問題、と読み分けられます。

ファイルを取り寄せたいときは -o で保存先を指定します。転送中の進捗表示が邪魔なら -s を足すと静かになります。

ターミナル

curl -s -o release.tar.gz https://example.com/dist/release.tar.gz
解説

本番がおかしいときの最初の一手は curl -v です。証明書、名前解決、HTTP のどの段階で失敗しているかが、これだけで半分は判明します。

課題

  1. curl コマンドを使う
  2. curl --version の出力を使う
  3. 出力に curl が含まれることを確認する

ヒント

curl -s でサイレントに取得できる

head -5 で最初の 5 行だけ表示できる

パイプ | で繋ぐ

script.sh
script.sh
エディタを読み込んでいます
ターミナル出力