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    Java入門:配列とコレクション
    配列の基本

    Java入門:配列とコレクション

    配列とコレクションの扱いを学び、複数のデータを安全に整理・検索・集計できるようにします。

    1
    配列
    01. 配列の基本5分
    02. 配列の要素にアクセス5分
    03. 配列を for で走査5分
    04. Javaで配列の合計・平均を求める方法(forループ)5分
    05. 配列の平均5分
    06. 配列の最大値5分
    07. 配列の線形探索12分
    08. 拡張 for ループ5分
    09. 配列クイズ5分
    10. 第 6 章 まとめクイズ5分
    2
    コレクション基礎
    01. ArrayList を使う5分
    02. List を走査する5分
    03. 要素の削除と検索5分
    04. HashMap の基本5分
    05. Map を走査する5分
    06. Set で重複を排除5分
    07. Collections クラスの便利メソッド5分
    08. コレクション基礎 まとめクイズ5分

    配列の基本

    変数を 5 つ用意するのはつらい

    クラスのテストの点数を扱うとします。習った書き方だけで組むと、こうなります。

    Java

    int score1 = 80;
    int score2 = 65;
    int score3 = 92;
    int score4 = 71;
    int score5 = 88;

    5 人ならまだ書けます。40 人なら 40 行です。全員分を合計しようとすれば score1 + score2 + ... と 40 個並べることになり、転校生が 1 人来るたびに変数を足して式も直すことになります。値の数だけ名前を用意する書き方は、ここで行き詰まります。

    同じ型なら、1 つの名前にまとめて持てる

    Java には、同じ型の値を並べて持つ 配列 があります。型名の後ろに [] を付けて宣言し、{} の中に初期値を並べます。

    Java

    int[] scores = {80, 65, 92, 71, 88};

    これで 5 つの値が scores という 1 つの名前にまとまりました。40 人でも、書くのは 1 行のままです。取り出すときは名前に番号を添えて scores[0] のように書きます。

    入れる値がまだ決まっていないときは、個数だけ先に確保する書き方もあります。

    Java

    int[] scores = new int[5];

    こちらは中身が自動的に 0 で埋まります。String の配列なら null、boolean の配列なら false です。値がもう揃っているなら {}、あとから計算結果を入れていくなら new int[5] と使い分けます。

    配列に入れられるのは 同じ型の値だけ です。int[] に文字列を混ぜることはできません。窮屈に見えますが、この制約のおかげで、取り出した値をどう扱えるかが常にはっきりします。

    中身が 0 個の配列もある

    配列は、要素が 1 つも入っていない状態でも作れます。

    Java

    int[] scores = {};
    System.out.println(scores.length);   // 0

    scores.length は、その配列に何個入っているかを教えてくれます。カッコを付けない点に注意してください。文字列の長さは s.length() とメソッド呼び出しですが、配列の length はカッコなしです。ここは Java を書き始めた人がほぼ全員一度は間違えます。

    中身が 0 個ということは、取り出せる要素も 1 つもないということです。空の配列から先頭を取ろうとしても、そこには何もありません。配列を受け取るメソッドを書くときは、長さが 0 だったら何を返すか を先に決めておくのが定石です。

    解説

    int[] scores = {}; と int[] scores = null; は別物です。前者は配列はあるが空、後者は配列そのものが無い状態で、後者は scores.length を読んだ瞬間に落ちます。

    やってみよう

    今回は、渡された配列の先頭の要素を返すメソッドを書きます。ただし空の配列が渡されることもあり、そのときは 0 を返す決まりです。

    先に長さを調べてから取り出すのか、取り出してから考えるのか。順番を意識して組み立ててください。空の配列から先に値を取ろうとすると、その場でプログラムが止まります。

    要件

    1. クラス名は Solution、メソッド名は firstElement、引数は int[] arr 1 つ、戻り値の型は int にすること
    2. 配列が空 (arr.length == 0) のときは 0 を返すこと
    3. それ以外は arr[0] (先頭要素) を返すこと

    ヒント

    配列の長さは `arr.length` で取得できます。メソッドではなくプロパティなのでカッコは付けません

    配列のインデックスは `0` から始まるので、最初の要素は `arr[0]` です

    `if (arr.length == 0) { return 0; }` で空配列を先にはじいてしまうと、後の処理がシンプルになります

    生田 陸人
    監修生田 陸人
    ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
    編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

    関連レッスン

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    • 配列の平均

      配列の要素を全部足して、要素数で割って平均を求める。空配列のときの 0 除算を避けることと、整数除算ではなく小数として計算するキャストの考え方を身につけよう。

    このレッスンに出てくる用語

    意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

    • 変数データに名前をつけて参照する仕組み
    • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
    • テストバグを見つける工程
    • 配列サイズ固定の同型データの集まり
    • メソッドクラスに属する関数
    • 引数位置引数=順番で渡す。
    • 戻り値呼び出し元への返答を表す点線矢印
    main.java
    エディタを読み込んでいます

    メモ

    配列の基本

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