開発・Git・設計の用語一覧へ
このページの目次
開発・Git・設計初級図解あり

ブランチとは?

読み方:ブランチ

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

作業を本流から分けて進めるためのGitの仕組み。互いの変更をぶつけずに並行して開発でき、機能単位で履歴を残せるようになります。

30秒図解

Gitのブランチはmainからfeature/loginを枝分かれさせ、作業後にmergeして本流へ戻す軽い目印であることを示す図
本流を壊さず作業し、完成した枝だけを merge する

もう少し詳しく

どういうものか

ブランチは、コミットの履歴を枝分かれさせて、本流とは別の場所で作業を進めるための仕組みです。Gitのブランチは特定のコミットを指す軽い目印にすぎず、作成にファイルのコピーは起きません。だから一瞬で作れて、気軽に捨てられます。作業が終わったらマージで本流へ合流させます。

なぜ必要か

複数人が同じ履歴に直接コミットすると、書きかけの機能と修正が混ざり、動かない状態が共有されます。ブランチを分ければ、それぞれの作業は完成するまで他の人に影響しません。もうひとつの利点は、機能単位で履歴がまとまることです。不具合が見つかったとき、どの合流で入ったのかをたどれます。

具体例

git switch -c feature/login # main から枝を作って移動 # ... 編集してコミット ... git switch main <a href="/glossary/git-pull" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">git pull</a> # 本流の最新を取り込む git switch feature/login git <a href="/glossary/merge" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">merge</a> main # 先に自分の枝で衝突を解決しておく git switch main git merge --no-ff feature/login # 合流。枝の存在を履歴に残す git branch -d feature/login # 役目を終えた枝は消す
main A───B───────────E(merge) \ / feature/login C───D───

つまずきやすいところ

枝を長く放置するほど、本流との差が開いて衝突が増えます。数日で合流できる大きさに切るのが基本です。合流の直前に本流を取り込むのではなく、作業中もこまめに取り込むと、1回あたりの衝突が小さくなります。

もうひとつは、切り出す元の枝を間違える例です。古い状態の枝から新しい枝を作ると、他人の変更を巻き戻すコミットが混ざります。作る前に git switch maingit pull を済ませます。名前の付け方も後から効いてきます。fix2 のような名前が並ぶと、1週間後には誰も中身を思い出せません。

覚え方

ブランチは、履歴という木に付けた付箋です。移動も削除も安く、恐れずに切って構いません。


似た用語との違い

タグは特定のコミットに付ける動かない目印で、リリース地点を示すために使います。ブランチはコミットするたびに先へ進む目印です。動くかどうかが両者の違いです。

消したつもりのブランチが手元にだけ残ることもあるため、定期的に一覧を確認します。

次に学ぶ

COMMITとは?

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

現在地ブランチ開発・Git

LEARN BY DOING

この用語を、教材で使ってみる

直接関連する編と、その編を含むコースです。用語だけで終わらず、ブラウザ上で実際に手を動かせます。

この用語に直接対応する公開中の編はまだありません。

すべてのコースを見る