ITパスポート対策
出題形式と時間配分
100問を120分で解く
ITパスポート試験は、出題数100問、試験時間120分の四肢択一式です。四肢択一式とは、4つの選択肢から正しいものを1つ選ぶ形式のことです。記述式の解答や、複数選択の問題はありません。
まず数字を頭に入れてください。この100問と120分という組み合わせが、そのまま出題されることがあります。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 出題数 | 100問 |
| 試験時間 | 120分 |
| 解答形式 | 四肢択一式 |
| 総合評価の満点 | 1000点 |
分野ごとの出題数
100問は3分野に割り振られています。おおよその内訳は次のとおりです。
| 分野 | 出題数の目安 | 総合評価の対象問題数 |
|---|---|---|
| ストラテジ系 | 約35問 | 32問 |
| マネジメント系 | 約20問 | 18問 |
| テクノロジ系 | 約45問 | 42問 |
テクノロジ系がいちばん多く、全体のおよそ半分弱を占めます。学習時間の配分もこの比率に寄せるのが素直です。
右の列の合計は92問で、100問には8問足りません。この8問は今後の出題の適切性を評価するために混ぜられている問題で、採点の対象になりません。しかも、どれが対象外なのかは受験者には分かりません。「見たことのない難問が出た。捨てても大丈夫か」と迷う場面はありますが、そもそも採点されない問題かもしれない、と考えて割り切るのが正解です。
合格ラインは2段構え
合格するには、次の2つを同時に満たす必要があります。
- 総合評価点が1000点満点中600点以上であること
- 分野別評価点が、3分野それぞれ1000点満点中300点以上であること
ここが試験制度の問題で最も狙われるところです。引っかけの典型は「総合600点を超えていれば合格」という選択肢です。総合点が足りていても、たとえばマネジメント系だけ300点未満なら不合格になります。得意分野で稼いで苦手分野を捨てる作戦が通用しない、という設計になっています。
もうひとつの引っかけは、分野別の基準点を「600点以上」と書いた選択肢です。基準点は分野別が300点、総合が600点です。数字の入れ替えに注意してください。
採点にはIRT(項目応答理論)という方式が使われます。正解した問題数をそのまま点数にするのではなく、問題ごとの難易度を加味して評価点を算出する仕組みです。そのため、100問中何問正解すれば合格、という言い方はできません。「60問正解で合格」と書かれた選択肢は誤りだと判断してください。
1問あたり1分12秒
120分を100問で割ると、1問あたり72秒、つまり約1分12秒です。この感覚を体に入れておくと本番で慌てずに済みます。
計算問題や長い事例文の問題は、どうしても2分3分とかかります。その分は、用語をそのまま問う短い問題を20秒30秒で片づけて取り返します。
戦術としては、1周目で迷った問題は飛ばすことです。CBTの画面には後で見直すための「見直しチェック」の機能があり、チェックを付けた問題だけをあとから一覧で呼び出せます。30秒考えて方針が立たない問題はチェックを付けて次に進み、100問を最後まで見てから戻ってください。1問に固執して終盤の20問を白紙にするのが、いちばんもったいない負け方です。
なお、四肢択一式なので無解答は必ず不正解になります。時間切れが近づいたら、分からない問題も必ずどれか1つ選んでおいてください。