LinuC レベル1(LPIC-1対応)対策
学習計画
読むだけの日が3日続くと消えます
このコースは62レッスンあり、1日2レッスン、30分を31日で一周する設計です。1日3時間を10日という詰め方より、30分を毎日のほうが確実に残ります。Linux のコマンドは筋肉の記憶に近く、間隔を空けて何度も触るほうが効くからです。
1日分の30分は、次のように使ってください。
- 前日に触ったコマンドを1分だけ思い出す。ノートを見ずに口に出す
- 新しいレッスンの本文を読む
- 演習を実際に打つ。写経ではなく、指示を読んで自分で組み立てる
- ミニクイズで、読んだ直後に取り出せるか確かめる
完璧に覚えてから次へ進もうとしないでください。8割の理解で先へ進み、翌日と1週間後に戻ってくるほうが、同じ時間で残る量が多くなります。翌日の思い出しがいちばん効き、1週間後はその章のミニクイズだけ解き直せば十分です。
章の並び
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 試験ガイダンス (今ここ) |
| 2 | 101 ブートとアーキテクチャ |
| 3 | 101 パッケージ管理 |
| 4 | 101 GNU/Unix コマンド (分量が最も多い山場) |
| 5 | 101 ファイルシステム |
| 6 | 102 シェルとスクリプト |
| 7 | 102 ユーザーとセキュリティ |
| 8 | 102 ネットワーク |
| 9 | 102 システム管理 |
| 10 | 模試と直前対策 |
101 を通してから 102 に入ります。101 の知識が 102 の前提になっている箇所が多いので、この順番は崩さないほうが楽です。
ほぼ全員が足を止める4か所
先に知っておくと、そこで「自分には向いていない」と誤解せずに済みます。
vi の操作は、モードという概念が他のエディタと違うため必ず混乱します。ノーマルモードと入力モードの往復、dd yy p :wq の意味。頻出なので避けて通れません。
特殊パーミッションは、4755 の先頭の 4 が SUID、2755 の 2 が SGID、1777 の 1 がスティッキービットという対応が、8進数と絡んで混乱します。
ポート番号は純粋な暗記です。22 番が SSH、25 番が SMTP、53 番が DNS、80 番が HTTP、443 番が HTTPS。実機の /etc/services を使うと効率よく回せます。
正規表現は、基本正規表現と拡張正規表現で + や ? や | の扱いが変わる点が引っかかります。grep と grep -E の違いとして問われます。
この4か所には、他のレッスンの倍の時間をかけてよいと最初から決めておいてください。
この環境でできないこと
演習環境は Debian です。本物の Linux が動きますが、万能ではありません。
RPM 系のコマンドは実行できません。 rpm dnf yum は Debian に入っていないため打てません。試験には出るので読み物として学び、apt の操作が RPM 系では何にあたるか、という対応の形で覚えます。
vi と cron も入っていません。 エディタは nano があります。vi の書式と cron の5フィールドは頻出項目なので、手が動かせない分、書式を声に出して確認する回数を増やしてください。
実行できる範囲は広く、パッケージ照会、パーミッション、マウント、ユーザー管理、プロセス、ネットワーク確認、systemd はすべて実機で試せます。
なお第10章の模試は、合格ラインに届いたかを見る道具ではなく、分野別の穴を見つける道具です。点数ではなく、どの章を落としたか、知らなかったのか勘違いしていたのか読み違えたのかを数えてください。
復習ミニクイズ
このコースの学習の進め方として、最も適切なものはどれですか。