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    Java中級:文字列・日付・標準ライブラリ
    String.format で書式化

    Java中級:文字列・日付・標準ライブラリ

    文字列・日付・時刻と標準ライブラリを学び、よく使うデータ加工や日時処理を適切に実装できるようにします。

    1
    文字列操作
    01. String.format で書式化5分
    02. StringBuilder で連結5分
    03. 正規表現の基本5分
    04. split と join5分
    05. 文字列操作 まとめクイズ5分
    2
    日付と時刻
    01. LocalDate で日付を扱う5分
    02. LocalDateTime で時刻も扱う5分
    03. Duration で時間差を計算5分
    04. 日付の書式化とパース5分
    05. 日付の加減算5分
    06. 日付と時刻 まとめクイズ5分

    String.format で書式化

    桁の大きい数字を、そのまま出すと読めない

    + での連結はもう自由に書けるようになりました。ところが画面に数字を出す段になると、+ だけでは足りない場面が出てきます。

    Java

    System.out.println("売上 " + 1234567 + " 円");
    // 売上 1234567 円

    1234567 が何百万なのか、目で数えないと分かりません。3 桁ごとに区切りたい、小数を 2 桁で止めたい、伝票番号の桁を揃えたい。こうした「最後のひと整え」を引き受けるのが String.format です。

    % の場所に、引数が順番に入る

    String.format は、第 1 引数に型枠を書いた文字列を渡し、第 2 引数から値を順番に並べます。% で始まる印が置いてある場所に、値が前から順に流し込まれます。

    Java

    String a = String.format("%s さんの平均は %.1f 点です", "田中", 87.25);
    // 田中 さんの平均は 87.3 点です
    
    String b = String.format("売上 %,d 円", 1234567);
    // 売上 1,234,567 円
    
    String c = String.format("伝票番号 %05d", 42);
    // 伝票番号 00042

    課題で必要になるのは次の 4 つです。%s は文字列をそのまま入れます。%d は整数を入れます。%,d は整数を 3 桁ごとにカンマで区切ります。%.1f は小数を 1 桁に丸めます。丸める桁を増やしたければ %.2f のように数字を変えるだけです。

    %05d の 0 と 5 は「5 桁になるまで 0 で埋める」という指定です。カンマの , も 0 も % と d の間に書く飾りで、順番はフラグ、幅、精度、型と決まっています。全部を覚える必要はなく、必要になったときに 1 つずつ足していけば足ります。

    型が合っていなくても、コンパイルは通る

    String.format の落とし穴は、間違いが実行時まで表に出ないことです。

    Java

    String.format("%d 件", "100");        // 実行時に IllegalFormatConversionException
    String.format("%s と %s", "java");    // 実行時に MissingFormatArgumentException

    %d の場所に文字列を渡しても、コンパイルは通ってしまいます。逆に %s は何でも受け取れるので、型に自信がないときの逃げ道になります。

    印の数より引数が少ないときも実行時に落ちます。多すぎる場合はエラーにならず、余った引数が黙って無視されます。書いたら一度目で追って、印と値を 1 対 1 で数え合わせるのが確実です。

    解説

    似た System.out.printf は、整形した結果をその場で画面に流すだけで、文字列を返しません。戻り値をテストで比べる課題では使えないので、文字列がほしいときは String.format を選びます。

    課題では、受け取った値を 1 本の文字列に組み立てて返します。区切りのカンマが要る場所で %d を書いてしまうとカンマが出ず、期待した表示になりません。どの印を使うかだけ、先に決めてから書き始めてください。

    要件

    1. クラス名は Solution、メソッド名は priceLabel、引数は String name, int price の 2 つ、戻り値の型は String にすること
    2. 本文中で示した String.format("%s: ¥%,d", name, price) の書式指定子を使って整形すること (+ 連結や StringBuilder は使わない)
    3. %,d のカンマフラグを必ず付け、120000 が "120,000" のように千の位区切りで表示されるようにすること

    ヒント

    書式は `"%s: ¥%,d"` の 1 行で完結します。`%s` に `name`、`%,d` に `price` を渡すと、`:` の後ろは半角スペース、`¥` の後ろはスペースなしで連結されます

    `%d` だけだとカンマが入らず `"120000"` のままになります。千の位区切りには `%,d` のように `,` フラグを忘れずに付けましょう

    `String.format` は標準出力には出さず、整形した文字列を返すだけです。`System.out.printf` ではなく `String.format` を `return` してください

    生田 陸人
    監修生田 陸人
    ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
    編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

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      中級「文字列操作」章で学んだ `String.format` / `StringBuilder` / 正規表現 / `split` / `join` の使い分けを 4 択で総ざらいする章末まとめ。

    このレッスンに出てくる用語

    意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

    • 引数位置引数=順番で渡す。
    • コンパイルソースをバイトコードへ変換する処理
    • 戻り値呼び出し元への返答を表す点線矢印
    • テストバグを見つける工程
    • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
    • メソッドクラスに属する関数
    main.java
    エディタを読み込んでいます

    メモ

    String.format で書式化

    ⌘S で保存