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ITパスポート対策:ネットワーク・データベース
関係データベース

ITパスポート対策:ネットワーク・データベース

ネットワークとデータベースの主要概念を試験範囲に沿って確認するコースです。

1
テクノロジ系(3) ネットワーク
0. ネットワークのきほん10分
1. プロトコル10分
2. Webとメールのしくみ10分
3. IPアドレスとDNS10分
4. 無線LANとモバイル10分
5. 過去問演習 ネットワーク20分
2
テクノロジ系(4) データベース
0. データベースとは10分
1. 関係データベース10分
2. SQLを読む15分
3. トランザクション10分
4. バックアップ10分
5. 過去問演習 データベース20分

ITパスポート対策:ネットワーク・データベース

01ネットワークのきほん
02プロトコル
03Webとメールのしくみ
04IPアドレスとDNS
05無線LANとモバイル
06過去問演習 ネットワーク
07データベースとは
08関係データベース
09SQLを読む
10トランザクション
11バックアップ
12過去問演習 データベース

ITパスポート対策:ネットワーク・データベース

関係データベース

関係データベースはデータを表の形で持ちます。この章でいちばん出題数が多いところなので、用語を正確に対応づけていきます。

表・行・列の呼び名

次の社員表を例にします。

社員ID氏名部署コード
1001佐藤D01
1002鈴木D02
1003高橋D01

横方向の1件分のデータが行で、レコードともいいます。縦方向の項目が列で、フィールドや属性ともいいます。試験では同じものを別の言葉で書いてくるので、行イコールレコード、列イコールフィールドという対応を先に頭に入れておくと読み違えません。

主キーと外部キー

主キーは、その表の中で行を1件に特定できる列です。上の表なら社員IDが主キーです。氏名は同姓同名がありえるので主キーにできません。主キーには2つの決まりがあり、重複した値を入れられないことと、空(NULL)にできないことです。この2つはそのまま正誤問題になります。

1つの列では特定できないときは、複数の列を組み合わせて主キーにすることもできます。たとえば受講記録表なら、社員IDと講座IDの2列そろえて1件が決まります。これを複合キーといいます。

外部キーは、別の表の主キーを指し示すための列です。社員表の部署コードは、次の部署表の主キーを指しています。

部署コード部署名
D01営業部
D02開発部

外部キーを設定しておくと、部署表にないコード、たとえばD09を社員表に入れようとしたときにDBMSが受け付けません。これを参照整合性といいます。逆に、まだ社員がぶら下がっている部署D01を部署表から削除しようとしても止められます。「外部キーは何を防ぐのか」と問われたら、存在しない相手を指してしまう状態を防ぐ、と答えます。

正規化は重複をなくすため

もし社員表に部署名まで書いていたら、営業部という文字列が社員の数だけ並びます。営業部が第一営業部に改称したとき、全部の行を直さなければならず、直し漏れた行が出れば同じ部署なのに名前が2種類ある状態になります。

そこで部署の情報を別の表に切り出し、社員表からは部署コードで参照します。この作業が正規化です。目的は重複をなくして、更新時の不整合を防ぐことです。ここが試験の狙い目で、正規化の目的として「検索速度を上げるため」「データ量を圧縮するため」という選択肢が誤りとして並びます。正規化すると表が分かれるぶん結合が増え、検索はむしろ遅くなることもあります。速度の話ではない、と覚えてください。

関係演算は3つ

表から必要なデータを取り出す操作を関係演算といい、次の3つが出ます。

演算何をするか覚え方
選択条件に合う行を取り出す横に切る
射影指定した列を取り出す縦に切る
結合2つの表を共通の列でつなぐ横につなげる

社員表に対して部署コードがD01という選択をすると、佐藤と高橋の2行が残ります。氏名だけの射影をすると、佐藤・鈴木・高橋の1列だけが残ります。社員表と部署表を部署コードで結合すると、次のようになります。

社員ID氏名部署コード部署名
1001佐藤D01営業部
1002鈴木D02開発部
1003高橋D01営業部

選択と射影は名前と向きが入れ替えて出題されるのが定番です。選択が行、射影が列。ここだけは丸暗記でかまいません。

このレッスンに出てくる用語

意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

  • データベースデータを構造化して保存する仕組み
  • レコードテーブル内の1件分のデータ(行)
  • フィールドクラスが持つデータ
  • 属性インスタンス属性=各インスタンス固有の値(self.name)。
  • 外部キーテーブル同士を結びつける鍵
  • 主キーレコードを一意に特定する列
  • 正規化データの重複を減らし整合性を保つ設計手法
生田 陸人
監修生田 陸人
ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
編集 ゆめさく編集部·公開 2026/08/07

関連レッスン

  • SQLを読む

    SELECT文を読んで、どの行とどの列が返るかを答えられるようになります。

  • トランザクション

    排他制御とACID特性が、同時更新の何を防いでいるのかを説明できるようになります。

  • バックアップ

    フルバックアップと差分・増分の違いと、復旧の手順を説明できるようになります。

  • 過去問演習 データベース

    本試験形式の10問で、データベースが合格水準に届いているかを確認します。

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