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セマンティックタグとは?

読み方:セマンティックタグ

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

中身の役割が名前から分かるHTML要素のこと。見出しやナビゲーションを機械に伝え、読み上げソフトや検索エンジンの理解を助けます。

もう少し詳しく

どういうものか

セマンティックタグは、囲んだ内容がページの中でどんな役割を持つのかを名前で表すHTML要素です。header nav main article section aside footer といった構造を表すものと、h1 から h6ul table time figure のように内容の性質を表すものがあります。

対になるのが divspan で、これらは意味を持たない入れ物です。見た目だけを整えたいときには適していますが、囲んだ中身が何なのかは何も伝えません。

なぜ必要か

HTMLを読むのは人間だけではありません。スクリーンリーダーは nav を見つけると「ナビゲーション」と伝え、利用者はそこを丸ごと読み飛ばせます。div class="nav" ではこの案内が出ず、メニューの項目を毎回全部聞かされます。検索エンジンも同じで、main の中の文章を本文として扱い、footer の定文と区別します。ブラウザの読みやすさ表示機能も、本文の抽出にこの構造を使います。

見た目は同じでも、伝わる情報量が変わります。

具体例

<body> <header> <h1>ハレノヒ珈琲</h1> <nav> <ul> <li><a href="/menu">メニュー</a></li> <li><a href="/access">アクセス</a></li> </ul> </nav> </header> <main> <article> <h2>新しい豆が入りました</h2> <time datetime="2026-08-14">2026年8月14日</time> <p>エチオピア産の浅煎りを取り扱い始めました。</p> </article> </main> <footer><p>&copy; 2026 ハレノヒ珈琲</p></footer> </body>

同じ内容をすべて div で書いても画面上は同じにできますが、上の形なら見出しの階層とページの領域が構造として残ります。

つまずきやすいところ

見た目を基準にタグを選ぶのが最も多い誤りです。文字を大きくしたいから h2 にする、太字にしたいから strong にする、という選び方をすると、見出しの階層が飛んで読み上げの目次が壊れます。大きさは CSS の役目で、タグは役割で選びます。

sectiondiv の使い分けも迷いどころです。section は見出しを伴うまとまりに使うもので、見出しが付かない単なる囲みは div のままにします。レイアウト調整のためのラッパーを section にすると、読み上げ時に空のまとまりが増えます。

main は1ページに1つだけです。複数置くと構造が曖昧になります。

覚え方

タグを選ぶとき、画面を見ずに要素名だけを並べた状態を想像します。その並びだけでページの骨格が説明できるなら、適切に選べています。div が並ぶだけなら、意味が何も残っていない状態です。

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

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