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ホストゾーンとは?

読み方:ホストゾーン

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

1つのドメインに属する DNS レコードをまとめて管理する入れ物。ここに A や CNAME を登録して、名前からサーバーへ到達させます。

もう少し詳しく

どういうものか

ホストゾーンは、example.com のような1つのドメイン名について、その配下の DNS レコードを保管する単位です。AWS の Route 53 では、ホストゾーンを作った時点で NS レコードと SOA レコードが自動で入り、そこへ A レコードや CNAME レコードを足していきます。

ホストゾーンには外向けの Public と、VPC の中だけで引ける Private の2種類があります。Public は世界中のリゾルバから引かれ、Private は指定した VPC の中からしか引けません。同じ名前で両方を作ると、VPC の中からは Private が優先されます。

なぜ必要か

DNS は「1台の巨大なサーバーが全ドメインを知っている」仕組みではなく、ドメインごとに権威を持つサーバーが分かれています。その「このドメインについては私が答える」という担当範囲を表現したものがゾーンです。ホストゾーンを作るという操作は、実質「このドメインの回答役を Route 53 に任せる」という宣言にあたります。

具体例

AWS CLI でホストゾーンを作り、A レコードを1本足す流れは次のとおりです。

# ホストゾーンを作る (ID と NS レコードが返る) aws route53 create-hosted-zone --name example.com --caller-reference "$(date +%s)" # 作られたゾーンのレコード一覧を見る aws route53 list-resource-record-sets --hosted-zone-id Z0123456789ABCDEFGHIJ

つまずきやすいところ

一番多い失敗は、ホストゾーンを作ったのにレジストラ側の NS を書き換えていない、というものです。ホストゾーンを作ると Route 53 側に4本の NS が割り当てられますが、ドメインを買った業者の管理画面でその4本を登録しないと、世界からの問い合わせは古い DNS へ流れ続けます。レコードを直しても反映されない、という相談の大半はこれです。

もう1つは、同じドメインのホストゾーンを間違えて2つ作ってしまうケースです。ゾーンごとに NS の組み合わせが違うので、レジストラに登録した側とは別のゾーンを編集していた、という取り違えが起きます。

似た用語との違い

用語指すもの
ドメイン名前そのもの。レジストラから買う対象
ホストゾーンそのドメインのレコードを入れる箱。DNS サービス側の資源
レコードゾーンの中身。A や CNAME や MX の1行


ドメインを買っただけでは名前は引けず、ホストゾーンを作ってレコードを入れ、NS を向けて初めてつながります。

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

現在地ホストゾーンDB

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