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演算装置とは?

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

CPU の中で足し算や比較などの計算そのものを担当する回路。制御装置が解いた命令を受け取り、実際に数値を動かしているのがこの部分です。

もう少し詳しく

どういうものか

演算装置は ALU とも呼ばれ、CPU の中で計算を実行する回路です。加算や減算といった算術演算と、AND や OR、シフトといった論理演算を担当します。

CPU の中では役割が分かれています。命令を取り出して意味を解釈するのが制御装置、値を一時的に置くのがレジスタ、実際に計算するのが演算装置です。制御装置が「レジスタ A と B を足せ」と指示し、演算装置が結果を出してレジスタへ戻す、という流れになります。

なぜ必要か

コンピュータの五大装置という分類で、入力、出力、記憶、制御、演算のうちの 1 つがこれです。試験ではこの分類そのものが問われますが、実務側でも意味があります。

演算装置は整数の演算が得意で、小数の計算は浮動小数点演算装置という別の回路が受け持ちます。整数演算のほうが速いのはこの構造が理由で、金額計算を整数の最小単位で持つ設計や、画像処理で整数演算に寄せる工夫はここに根拠があります。

具体例

演算装置が扱う代表がビット演算です。高級言語からも直接呼べます。

a = 0b1100 # 12 b = 0b1010 # 10 print(a & b) # 8 両方1のビットだけ残す print(a | b) # 14 どちらか1なら1 print(a ^ b) # 6 異なるビットだけ1 print(a << 1) # 24 1ビット左へずらすと2倍

左シフトが 2 倍になるのは、10 進数で桁を 1 つずらすと 10 倍になるのと同じ理屈です。

似た用語との違い

+-------------------- CPU --------------------+ 入力装置 -->| 制御装置 --指示--> 演算装置(ALU) |--> <a href="/glossary/output-device" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">出力装置</a> | ^ | | +--------|--- レジスタ ---+-------------------+ | <a href="/glossary/storage-device" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">記憶装置</a>(<a href="/glossary/memory" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">メモリ</a>)

装置役割
制御装置命令を読み取り各部へ指示を出す
演算装置算術演算と論理演算を実行する
記憶装置命令とデータを保持する
入力装置人の指示を電気信号に変える
出力装置処理結果を人が分かる形にする


つまずきやすいところ

演算装置と CPU を同じものとして答えてしまう誤りが試験で頻出します。演算装置は CPU の一部であり、CPU は制御装置と演算装置をまとめた呼び名です。

覚え方

制御装置が現場監督、演算装置が実際に手を動かす作業者、と役割で分けます。

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

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